満足度★★★★
「蝉の穴」とはあの世とこの世の狭間
序盤、不審な男が現れるシーンから。しかし、この男が靴を履いていないという演出からこの世のものではないと察する。物語は「蝉の穴」を異次元の空間、狭間と例えて「蝉の穴」を上から覗いた場面とその穴から上を見上げた場面を交差させながら不思議な世界に誘う。相変わらず、観客に想像させるという構成は秀逸です。
以下はネタばれBOXにて。。(公演後、酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞ~♪)
満足度★★★
終盤になってようやく
途中までは、これは不条理劇か?といった感じで、意味不明でしたが、終盤になってようやく謎が明かされ、かなり深い芝居とわかる。ただ予備知識なしに1回見るだけではかなりきついです。
満足度★★★★
難解でした
どうも自分は演劇読解力が未熟なようだ。4人の関係が解らないまま観ていてもさっぱりせりふが受け止められていなかった。別の時代に亡くなった霊の邂逅とはまったく思いもよらなかった。車椅子のはずなのになぜ立てるのだろうかという疑問も霊であれば当然のこと。いやいや奥深い芝居でした。
満足度★★★
交差する記憶
初めて13号地を観ました。
アラン・レネの映画『去年マリエンバートで』を思わせる、不思議な時間構造を持った作品で引き込まれました。
音楽がちょっと仰々しすぎる感じがしました。
派手な要素はありませんが、印象に残る作品でした。