友達が全員死んだ 公演情報 友達が全員死んだ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★

    みた
    うーーん
    どうだろう

  • 満足度★★★★

    泣き虫パワーポップ



    ベタにもほどがある!

    ってくらいわかりやすく丁寧な作品。

    おそらく賢ければ小学生でも楽しめるし、

    健常なら70歳だって守備範囲だった。

    誰にでも楽しめる味付けで、

    流れるように時間が過ぎた。



    説明的な台詞や、俗に言う「芝居の嘘」のクドさが

    気にならないのは何故だろうか?

    (キャラメルボックスだったらすごい気になるのに)

    そこは、演出家のバランス感覚の良さであろう。

    「添加物使ってますが、美味しくするためですよ。

    出来うる限り量は抑えてるし、素材の旨味を大事にしてます。」

    という姿勢が透けて見えた。

    だから、きっと観劇初心者から玄人まで納得いっただろう。

    すごいことだ。



    もう少し謎を残して、余白をつくったほうが

    ゲージュツとして観客が参加する余地ができると思ったので

    敢えて☆は4つにしておきます。

    しっかし、そのままテレビドラマにできそうな明快さだったなぁ。

    しかも、トリックにも人情にも偏ってないニュートラルな作風。



    あ、さんざんキャッチーだの守備範囲が広いだの書いちゃったけど

    決してセルアウトだとは思わなかった。

    肝心のところは演劇の旨味を活かした

    鮮やかな演出手腕でグッときた。

    ラストシーン近く、登場人物達がそのまま

    少年時代に遡って過去に起きた事故の様子が再現される場面だ。



    目の前の人間がフェイドインで少年少女になっていくのは、

    それまでの時系列に沿った物語の流れからすると

    えらいドラスティックな変化で難しかろうが、

    そこに持っていくまでの出演者全員のグルーヴが自然で

    観ていて抵抗なく乗っかることができた。

    そして、事故が起きる瞬間の緊張感とダイナミズムは

    ちょっと80年代・90年代の小劇場ブームの香りがして興奮した。

    若い劇団なのに、かつての離風霊船や南河内万歳一座の

    カッコのつけ方を見せて幕を閉じやがった。

    熱い!



    (まあ、俺の偏見だけども)

    スタイリッシュで知的で平熱な作品が跋扈しているような印象が

    勝手にしている近年の東京の小劇場シーンにおいて、

    ちょっと甘酸っぱくて暑苦しくてベタなことを

    ここまで丁寧にやってくれると嬉しくなる。

    もっと需要はあるはずである。

    さらにドカーンと売れて欲しい。

    中高生とかにも人気がでそうだ。

    多くの人に観て欲しい。


  • 満足度★★★★

    かぁ
    なるほどね。おもちろい。

  • 満足度★★★★

    タイムマシンにお願い♪
    まんまと設定の罠に騙されました! 起承転結がハッキリとし、最後まで楽しめました。
    最近ニュースの特集やネットの記事などでチラチラ耳にする「代行サービス」。内容だけでなく、こういうお芝居から離れた日常でも話題になっているネタを脚本に織り込むことに、大きな意義を感じます。

    ネタバレBOX

    中盤が気持ちスローペースだったのでマイナス☆1つですが
    後半はそれを覆す急展開でしたね。

    主人公の記憶に訴える、バス車内の再現風景も
    セリフ・動作・椅子の移動などが緻密に組まれ
    自然かつ目を見張る展開でした。

    最後の方でちらっと疑問に思った『・・・それをなぜ一生一度の披露宴でやっちゃうの?』という点には
    「披露宴は出席してくれる人たちのための物だから」「お姉ちゃんへの供養になると思って」というセリフで答えられていました。
    ここらへんは、いかにも女性が感じそうなことだな~と思って 妙に納得しました。


    披露宴への出席を促すために奔走する主人公が、後半は対照的に「やめましょう」の一点張りになったり
    登場人物の言動や態度も少しずつ変化するあたりが
    丁寧に作られているな~と感じました。

    大満足です。
  • 満足度★★★★★

    急展開に感嘆!!
    感動の終盤のシーンには目を見張るものがありました。

    ネタバレBOX

    舞台上で小道具が何も動かないで、いきなり役者があっ揺れている、地震だと言われても、何のこと?と思ってしまいます。揺れに弱いといって倒れこむシマモリにも、ラストに繋がることは理解しますが、唐突な感じを受けました。

    友人代行サービス業のシマモリが今回派遣した人たちは皆素人ばかり、これはまあ偶然ありうるでしょうが、なぜ一流商社マンがパンチパーマなんだろう、これはどうもおかしいぞって思います。

    トイレに近い男の動きや、見ず知らずのはずの男女の会話が次第にかみ合い始め、椅子の配置が変わってきて、遠足の風景になってきたり、掃除のおばちゃんがバスガイドさんになったりして、その急激な展開に驚かされました!

    小学生の遠足のときにバス事故で同乗者を全員亡くしたと思ったシマモリはその時の記憶を失くしたまま大人になっていたのですが、生き残っていた同級生たちが事故は彼のせいだけでは無かったこと、亡くなったのは新婦の姉一人だけだったことなどを説明してトラウマを取り去ってあげて、みんなで新郎新婦の結婚を祝おうと仕組んだものでした。

    幽霊物ではなく、現実の世界でこの不思議な光景を表現できたことに感じ入りました!!
  • 満足度★★★★

    意味深なタイトル
    伏線を張りつつ物語が進み、物語の主役が誰なのかが浮き彫りにされていく。

    しっかりとした構成で楽しめる作品でした。

  • 満足度★★★★★

    行って良かった
    とにかくあっと言う間にって感じで、気付いたら見入ってしまって終わってたって感じでおもしろかった!

    ネタバレBOX

    「何が始まるんだろう」と想像を掻き立てるセット(結婚式場の倉庫)、それぞれに個性が違う派遣の人々(実は全員友達)、まさしく良い意味で裏切られた。
    特に気になっていたインパクトのあるタイトルがセリフで出てきた時に「この人が言うのか!」とびっくり。
    あまり観劇数は多くはないけど、今まで観た中で自分の中では一番おもしろかった。また観に行きます!
  • 満足度★★★★★

    展開が面白い!
    はじまりからテンポがよくて入りやすく、
    最初はコメディ調で途中から思わぬ方向へ話が転がり、
    意外な展開で面白く見られました。

    劇場も好きな中野ポケットで見やすかったです。

    ネタバレBOX

    最初の代行説明、ちょっと長かったような気もしますが、
    全体的に気持ちのいいテンポで進みます。
    演出も面白くてレベルが高く、客席がバスになるところは
    ああーなるほど、そう来たかー!という感じ。
    次々に謎が浮上し、記憶のズレによって話が展開するパターンの舞台は
    きっとこうなるだろうなって先を想像できてしまうけど、
    今回はとても鮮やかに、抵抗なく見せてくれました。

    細かいところまでしっかり計算されて
    しかも演出の行き届いた素晴らしい舞台だったと思います。
  • 満足度★★★★★

    次第に浮き上がる謎
    コミカルに始まりながら次第に謎が浮き上がってくるストーリー、伏線の張り方が絶妙。
    そのいくつかと以前のここの某作品に近いツクリだったこととで、「もしや?」と予期した真相のうちの1つが的中したのが嬉しい。
    また、終盤の再現シーン見せ方とそこへの入り方も上手い。

  • 満足度★★★★

    いい裏切り
    いろいろ想像していたものの、考えてもなかった展開。もやもやと感じる違和感に次第に引き込まれていった。自分の子供の頃を少し思い出したりした。

  • 満足度★★★

    友達は大切
    フライヤーを見て気になっていたし、評判もよかったので観に行きました。
    日頃スピード感のある舞台ばかり観てそれに慣れてしまっているからか、前半なかなか話が進まないので気になりました。
    仕事の段取り悪すぎだし、登録してやってきていながらこの非協力的な態度はなんだろう…と。

    伏線が分かりやすかったので真相には気付いてしまったけれど、でもクライマックスは切なくなりました。
    いろいろと見どころもありましたけど、少し物足りなさが残りました。

  • 満足度★★★

    素敵な大きな嘘
    題名や、チラシの宣伝文にある「友達代行サービス」といった単語から、ブラックなドタバタコメディなのかと思っていたのですが、中盤から予想外の方向に話が展開して行く面白い脚本でした。しかし途中でオチが読めちゃったので、もう少し情報を小出しにして最後に畳み掛けた方が効果的な構成になったかと思います。

    演出や演技も分かりやすく良かった(特に回想シーン小道具をうまく使って素晴らしかったです)のですが、この劇団ならではといったカラーが感じられませんでした。
    オープニングにキャスト紹介のダンス的なシーンがあり、照明や音楽は格好良かったのですが、作品全体の構成から考えると無い方が自然な流れになったと思います。

  • 満足度★★★★★

    特に後半
    全体の流れから、小さなエピソードまで、胸をしめつけられる事が沢山あって泣けた。オープニングのダンス・映像・照明がかっこよかった。選曲も好きだ。

  • 満足度★★★★

    そういうことか。
    フライヤーのあらすじの最後にあった通り大きな嘘が・・・。

    ネタバレBOX

    やられました!序盤からテンポよく進み、ワシヤのキャラクターと出演者の織り成す絶妙な空気に爆笑。かと思いきや気付けばイスがバスの座席になっていて・・・。お腹いっぱいです! 一つ言うなら序盤にちょっと知り合い感がでちゃってるような。
  • 満足度★★★★★

    感動。
    予想もしない展開にただただ感動。

    ネタバレBOX

    序盤のコメディーっぽい雰囲気から、かっこいいオープニング(個人的に既にこの辺りで持ってかれた)後半の、劇中劇?(幼少期)に移っていく場面は思わず涙がこぼれた。現実なのか回想なのか、いや、ただただそこで起きている現実に圧倒された。すごい。次も絶対観に行く。
  • 満足度★★★★

    参りました
    結婚式参加者の代行サービス裏話コメディかと思いきや、驚きの展開に。参りました。次回作も楽しみです。

  • 満足度★★★★

    初見
    タイトルにひかれて観に行きました。
    想像を超える結末で面白かったです。

  • 満足度★★★★

    みてきた
    いいよ、これ。
    ありだね。

  • 満足度★★★★★

    友情
    オープニングで魅せる。音響効果もあって、最初からハイテンションな気持ちになる。序盤コメディかと思うほどコマツザキとワシヤ、テルイのキャラクターの立ち上がりの見事さ!笑
    しかし、後半からのうねりは客席から観ると美術館で芸術作品を眺めてるような感覚に。ひじょうに素晴らしい舞台で、特に終盤からの追い込みはうるうるとし、構成、演出、キャストらの動き、音響、全てにおいて芸術そのものでした。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    「友人代行サービス」の派遣員たちは結婚式場の倉庫で「友人代行サービス」の職員・シマモリを軸に打ち合わせをしている。ここでの光景はコミカルな展開で笑える箇所がいくつもある。全体的にコメディなのか?と思いきや、中盤あたりから、どうも様子が違ってくる。

    新婦カエデとチンピラ顔の新郎タクヤを派遣員たちがあだ名で呼んだりする場面から、どうやら派遣員たちと新郎新婦らが、かつてのシマモリの小学校の同窓だということを観客らに引水させる。

    当時、シマモリは日光いろは坂でのバスの事故により全員友達を亡くしていたが、その原因はシマモリがバスを動かした為に崖から転落したということだった。これがショックでシマモリは当時の記憶を喪失し、友達の顔を思い出せないでいた。これが「友達が全員死んだ」と思い込んでいた、ということだ。

    しかし、これらはシマモリの記憶違いで事実はカエデの姉・みどりだけが亡くなって他の友達は生きていたのだった。彼らはシマモリに何とか自分たちを思い出させようとして、全員で「友人代行サービス」の派遣員として芝居を打っていた、という筋だ。

    結婚式場倉庫での会話から少しずつ椅子を動かして、バスに見立てていく演出は見事だった。現在から過去に戻る瞬間の場面だ。いろは坂を走るバスの中から子供たちが見る背景の描写は職人技の域だと思う。更に嬉しくて騒ぎはしゃぐ子供らの描写は計算された動きで絶品だった。悪戯好きの子供たちの仕業でバスが少しずつ動いてしまった場面では個々の子供らの感受性や性格をも表現し、そにの緻密さは、まさに芸術で観ていて「美しい光景だな・・。」とため息がでたほど。

    これらの過去の情景ををぽつんと眺めるシマモリ。

    すべては派遣サービスと思わせておいて、実は同窓の仲間たちがシマモリを思い遣った配慮だったのだ。シマモリの記憶を蘇らせるための。

    観る事が出来て良かったと思う。前半と後半のスパイスの違いの見事さに鳥肌が立ったほど。隠された真実は友情の為だ。次回も必ず観たいと心に誓った公演だった。観られて幸せ!


  • 満足度★★★★

    今回も
    毎回仕掛があって面白い。やっぱり好きな劇団。

このページのQRコードです。

拡大