満足度★★★★★
EKKKYOしている団体の濃すぎるライブにお腹一杯
まるで、地下のライブハウスで、いろいろなバンドの演奏を次々観ているような感覚。
演劇の公演というより、音楽のライブを観ている感じに一番近いと感じた。
ライブハウスで、対バンが何バンドもあるライブでは、似たような匂いを持ったバンドを集める。そうしないとお目当てのバンド以外が楽しめないからだ。例えば、1バンドを観に来て、残りの対バンの3バンドが趣味にまったく合わなかったら、また次のライブに足を運ぼうとは思わない。
また、そういう場では、新しいバンドとの出会いもあったりもする。
持つ匂いが同じバンドというのは、何も同じジャンルのバンドとは限らない。極端な話、フォークとノイズなんていう組み合わせだってあり得る。
いわゆる音楽ジャンルでは違っていても、持つ匂いが同じということもあるのだ。
まさに今回は、微妙にジャンルは異なっていても、持つ匂いが似通っている団体の集いだった。
そういう意味では、確かに「EKKKYO-!」なんだなと。
ただ、それだけではなく、今回集ったのは、もともとジャンルだとか、イメージだとか、(暗黙の)ルールのようなものだとかを軽々とEKKKYOしてきている団体ばかりなので、そういう意味においても、「EKKKYO-!」だったのだ。
そして、その集いは、私にはとても楽しめた。
満足度★★★★★
個性豊かな・・・
出演されていたすべての団体がそれぞれがそれぞれの方向にとても個性を発揮していてこれだけの表現を1つの舞台で観れたことをとてもうれしく思います。
会場-開演のあいだのポストパフォーマンスはとても演じている方との距離が近くてドキドキしました!
公演後のトークショーでもそれぞれのコンセプトや作りたいもの目指すもの等をお聞きすることができてとてもためになりました!!
本当にありがとうございました!
満足度★★★★
ちょっぴりマニアック
表現の豊かさをたっぷり感じることができました。
参加劇団それぞれの得意技を
盛りつけたよう。
ショーケース的な存在としては
ちょっとマニアックな感じもしたけれど、
それはそれで、ありかなとも思いました。
満足度★★★★
“越境”行為で感性を蹂躙された私
やつらの“越境”行為は、ジャンルどころか、カンパニー、空間、さらには概念やら常識やら感性までも容赦なく蹂躙していく。観客はそのボーダレスでぶっ飛んだ表現の集中砲火に身を預け、泣き、笑い、混乱し、辱めを受ける。
満足度★★★★
主宰の冨士山アネットが、
なんだかアウェイになっていて可笑しい。それだけ、他の5団体が重なりあっていた、ということでもあるんだけど。気楽に、積極的に楽しもうとすればするだけ楽しめるイベントになっているんじゃないかなあ。
満足度★★★★
越境
ダンスから、美術から、文学から、音楽から、ジャンル越境は各分野からアプローチされてるけど、演劇属性からのアプローチが一番皮膚感覚に合うなと実感。
一つのライブとしては、ノれないやらイケイケやらノらせないやらスマートやら団体によってみさせ方の触れ幅が大分あったので、観客テンションの持ってき方難しい、という点が残念。
満足度★★★
万人向けではないですが
主宰の長谷川さんがチラシに書かれているとおり、”掘り出し物がないか探す”ということで、ジャンル不問で観に行くには面白いかもしれません。
ままごとの次作を観てみたいと思いました。
満足度★★★
色々見れたが。
注目の団体を集めたという事、この力は賞賛したい。
だが、アネットのパフォーマンスは物足りなかった。
ママゴト、モモンガは、今後も注目していきたい。
全体としては密度が薄く感じたが、ザッピング的には○
満足度★★★
冨士山アネット以外は期待外れでした
冨士山アネットがセレクトした若手の有望カンパニーをオムニバスで観れるということで、新しい出会いを期待して劇場へ。一言でいうと「冨士山アネット以外は期待外れでした」です。厳しい見方かもしれませんが、チケット代や東京芸術劇場という舞台にふさわしい、客観的に必要とされる水準に達していないパフォーマンスもあったのではないかと、個人的には思います。。もっとも、前回公演を野田秀樹さんが観て直接、冨士山アネットを「芸劇eyes」に誘ったのですから、何かしら光るものはあるのかもしれませんが。大人の、きちんと働いている大多数の社会人が観ても、好き嫌いは別にしてそれなりに納得させられる作品づくりを目指すカンパニーが増えることを祈るばかりです。あ、☆3つは、冨士山アネットが良かった分でした。
満足度★★
蓮舫議員にも見てほしい!
来年度はどうなるのでしょうか。まさか「バルス!」とは言わないと思いますけど。
冨士山アネットを見てエノケンやキートンを思い浮かべた。受け継がれれば、伝統芸能。流儀こそ異なれども。
時代に合った姿有り様でニッチが埋まっていくのだ。繰り返す適応放散と収斂進化。
モモンガコンプレックスのコントは「ゲバゲバ90分」や「カリキュラマシーン」で見たようなものだった。根拠はないが、一時期途絶えていた(?)ナンセンスな笑いが小劇場に帰ってきたか。ダンスとの色の違いが面白い。
満足度★★
うーん、アート色強くてイマイチ、お目当ての「ままごと」も期待しすぎた
ままごとの前回公演『わが星』が非常に良かったので
ままごと目当てで行きました。
まあ、いろいろな団体の演目短く見れるから便利。
ほとんどの演目がアイディア一発勝負的な部分が大きいので
以下ネタバレ↓
初めて観ました。
たっぷり2時間、観たことないものもあるので、観られたけれど。
ライン京急、いわゆるチェル口調すらすでに過去の物になりつつあるのだと思う。17夜だけの松村翔子が久しぶりで楽しい。
ままごと、いままでみられなかった「あゆみ」を初めて。ガーリッシュな視点がとても心地よい。
カステーヤ、観客に甘えるにも程があるなと思います。これはアウトリーチとは全く正反対で、ならば実験室の中だけで閉じておくべきものじゃないかしら。力のある作家がやってるだけに期待感はあるのに。音楽の力で乗り切ろうとするわけじゃないと思うけれど、著作権、なんてことばが頭をよぎる。
モモンガ。拍手のさまざま面白くて楽しい。コンテンポラリダンス風だけれど、ダンスだけでなくて言葉があるのは、アタシには助かります。
岡崎、面白い、けれどさて。
冨士山。初めて観たのでそれなりには楽しい。わかるようでわからない感じ。
開演前のダンスパフォーマンスは、理由があって「EKKYO-! デスロック」(東京封印中なので)。ロミジュリ目隠し。でもさ、その目隠しされてからくるくる回されたわけでもなく、音楽の方向もわかってるのに、観客席に突進してくるのは、作り物すぎないか、と思う。