満足度★
美園さんのミステリアスな微笑
セリフがセリフでなくアドリブのような。
芝居でなく日常のような。
不思議なトーンのお芝居でした。
仲が良く、愛し合っているように見える夫婦が実はそうでなく、
妻はたぶん愛されていないと感じている。
寂しさから?浮気を繰り返す。
夫はそのことを知っていて、別に気にする風でなく、素直な自然な気持ちの行動なのだからと、許している。
わかるような、わからない話だった。
主役の妻の気持ちに感情移入できず、こんな女ヤダナと思ってしまった。
ごめんなさい。
はじめのほうの、皆が集まって飲んでるシーン。
妻と妻の友人の女性が、酔っ払っているとはいえ、かなりぞんざいな口調でしゃべったり、ダンナに蹴りを入れたりするので、少しひいてしまった。
可愛くない女性の姿を見るのは、同じ女性として、つらいです。
そういうちょっとしたところが気になってしまいます。
ラストシーン。
夫が、出て行く妻を追いかけて、舞台からはけます。
たぶん、初めて、引き止めたのだと思う。
自分の素直な気持ちを妻に伝えにいったのだと思う。
なのに、なんでそのシーン書いてくれないの?
夫が妻に何を言ったのか、そのシーンが見たかった。
その場に残された、美園さん役の大場智子さんのミステリアスな微笑はとても魅力的ではありましたが、観客席には「あれ、もしかして、これで、終わりなの?・・・」という雰囲気が漂っていたと思います。
最後まで、作家さんが書きたいシーンと私が見たいシーンがかみあわなかったということでしょうか。
少し残念でした。
猫と人の合わせ鏡
サクサクと話がすすむそのスピードの中に、含蓄がたくさんあって・・・。
どこといわれると難しいのですが、でも間違いなく何か納得してしまうようなものをもった作品でした
満足度★★★
男性向きかも。
初日に観劇。すぐに違和感の波にもまれてしまったので、気になった点をどう書けば悪意なく伝わるかずっと考えていましたが、自分だけが気になったのかもしれないので・・・・いいです。サーッと引いてしまう台詞が多く感じたのも自分が女だからかな。大庭智子さんがツボ。大塚さんが目当てだったのでそれには大満足。
満足度★★★
ビール飲み過ぎ!
おいしそうに飲んでたね、お邪魔した家のちゃぶ台で漬物をつまみにほんとにおいしそうに飲んでたのが当たり前の自然さでかえっておかしい。猫問題を食猫問題にさらりと語るなんて結構よかったかも。飲んでも飲んでも酔わずにセリフもかまずにりっぱ。
満足度★★★★
野良猫
確かに野良猫はどの町内でも頭が痛い問題。かと思ったら、実は・・・・それは引き金に過ぎない。
エッーーー、これで終わりなの?っていう今回の終わり方が、個人的には好きでした。