「そろそろダンス。」

キルハトッテ（東京都）

公演に携わっているメンバー：11人

【団体紹介】

キャッチコピーは「"きっと"をコラージュする」。
劇作家であり演出家の山本真生と俳優の吉沢菜央によって構成される団体。
今を生きる人々の感覚を、思いもよらないフッと笑ってしまうような身近なモチーフに繋げ、奇妙な嘘と本当をおり混ぜ、その境界を曖昧にしながら、いつも観ているような光景を違った見せ方にするような作品が特徴。
ヒトのどうしようもない哀しみを、フィクションを通じて、開き直って肯定することを目指しています。
2022年4月佐藤佐吉祭関連企画見本市にて旗揚げ。
佐藤佐吉賞2022優秀演出賞、助演俳優賞。

【応募公演への意気込み】

旗揚げ以来目標にしてきた、佐藤佐吉演劇祭2024での公演です。キルハトッテは2022年4月、佐藤佐吉演劇祭2022内の企画、見本市にて旗揚げしました。その後も本公演を王子スタジオ1で行うなど、ゆかりのある王子という土地で、今回は公演を行います。今回、これまで数々の素敵な団体を輩出してきた演劇祭で、キルハトッテの代表作と言えるような作品を上演したいと考えています。

【将来のビジョン】

持続可能な創作活動の場をつくることです。それはつまり、自分が創作活動をしたいと安心して思えて、かつ、観客も団体が作品をつくることを待っていてくれる環境のことを指します。キルハトッテは、今回の公演の次は小規模な公演を開催予定です。小規模な公演で気楽にのびのびとアイデアを膨らませてつくる公演と、広報に力を入れて戦略的に団体のファンを増やそうとする公演、この二つを繰り返しながら、徐々に団体を大きくしていきます。そしてゆくゆくは団体の拠点を設け、より長い時間をかけた作品創作ができるようにしようと考えています。