幕間ダイアログ

todokeru,（徳島県）

公演に携わっているメンバー：11人

【団体紹介】

todokeru,は、2020年、大木茂実が自作の脚本を舞台にあげて公演するため結成した劇団です。
「人を、想いを、戯曲に乗せて、お客様に「届ける」ことを目的とした芝居づくりを行う。」
その思いに共感したメンバーが集まり、徳島を拠点に創作活動を行っています。

【応募公演への意気込み】

『幕間ダイアログ』は4人の映画好きな女性たちの物語です。職場や家庭としての日常。4人でお気に入りの映画館と行きつけの居酒屋を楽しむ日常。そんな日々を4人それぞれの愉快なモノローグで繋いでいくお話です。

観劇いただいた方に「あそこに私がいる」と思っていただけるような。どこか懐かしいと感じていただけるような。もう戻ってこない日常、けれど寂しさ以上の何かを感じていただきたい、そんな作品にしたいと思っております。

4人の女性役の演者も役と同様、楽しんで稽古に勤しんでおります。
それ以上の楽しさをお客様に丁寧に届け、なんなら一緒に楽しさを感じ合いたいものです。

【将来のビジョン】

演劇をずーっと楽しんでやり続けたいですね。
その為にはお客様に観ていただく事。観ていただいて初めて「演劇」が成立すると思っております。
観ていただくには面白くないと。
楽しんでいただけないと。
お客様もスマホ一台で何でも出来る時代なのに、わざわざ劇場に足を運んでいただける訳がありません。
楽しんでもらう事を楽しく作る。
シンプルだけど簡単じゃない。
それをやり続けられる事です。

そして、わたしたちが住む地域には小劇場と呼べる規模の演劇に特化した会場がありません。そのため我々は20人程度が着席できる古民家やフリースペースでの公演など演劇公演を行ったことのない場所での公演を旗揚げより行ってきました。
これまで演劇を観たことがないという方にも、todokeru,の舞台をみることで観劇という趣味が選択肢に加わればいいなと、そう考えています。しかしこのままでは観劇人口の増加を期待することは難しいと思います。
そのため、昨年からは我々にとっては比較的規模の大きいホールでの公演に挑戦しています。また、地域とのつながりも引き続き密にすることで、観劇文化の醸造に寄与できればと考えています。