健康で文化的な最低の演劇

正直者達（埼玉県）

公演に携わっているメンバー：12人

【団体紹介】

「ミもフタもない」「ろくでもない」「心のきれいな人には見えない」という３ないコントづくりを心掛けている劇団。2005年設立。最近はサラリーマンにしか描けない勤め人の解像度が高いコントをよくやっている。

観た方の感想では、映画だと「ウディアレン」「ラースフォントリアー」など、そのほか過去公演の感想等では「エスプリの効いたバカ」「性格の悪さが全体的に滲み出てる」「場転が面白い」「コントと悲劇と芸術の間」「頭脳とパワーを最大限下ネタに注ぎ込んでる」「笑うと自分の品性が疑われそうで笑えない（笑ったけど）」など（いずれもN=1）。

【応募公演への意気込み】

今回は「正直」をコンセプトに、社会人の解像度が高く、やりたいことに素直で、それゆえの気持ち悪さ・人間の嫌な部分を、笑いを通じて観客とも共有する、正直者達でしか見られないコントを上演します。ハマる人にはどハマりするが、伝わらない人には伝わらない0or100のコントを目指します。

【将来のビジョン】

星の数ほど劇団はあるが、その中で自分が演劇を続ける意味を考える。それはつまり、正直者達のユニークさとは何か考えるのと同義だと思っている。何か、我々でしかできないことがあるから我々は演劇を続けるのだ。

そしてそのユニークさとは
・我々が会社員集団であり、だからこそいわゆる社会人を解像度高く描き演じられること
・主宰の人格により、性格の悪い、意地の悪い視点で芝居・コントを上演していること
という点ではないかと考えている。

であるから、正直者達は、それを今後も突き詰めていく。
会社員である限り演劇を続ける。そして、現役の会社員でなければ描けない、正直者達でしか観られないという芝居を上演し続けて演劇界で唯一無二の立ち位置を目指していく。