根

PANCETTA（東京都）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

パンチェッタとは、豚のバラ肉のことである。生ベーコンとも呼ばれる。


人間の身体を駆使し、表現の可能性を示唆する。
装置のない空間に存在する音・光・身体がつくり出す時間は、観る者の想像を喚起し独特の世界へと導く。
また日本特有の文化、言葉を多彩に活用し、類を見ない表現を追求する。
生でこそ価値のあるものづくりを念頭に面白さを追求し続けている。

応募公演への意気込み

有り難くもパンチェッタの公演は本公演で５度目。テーマは「根」である。普段我々の前に顔を見せることのない「根」。転じて、人間の奥底に潜むものという意味としても使われている。

本公演では、「根」について深く考察するとともに、人間の身体と、潜んでいるはずの「根」を最大限に使用し、様々な角度からスポットをあてることにより観客に「根」について考えを巡らせ、「根」を愛していただくことを目的とする。

街に「根」を想う人々が溢れるならば、この公演は成功に値するだろう。

将来のビジョン

ただ、面白くありたい。面白さとは何か、追求し続ける場でありたい。
また、日本語の研究を深め、日本の文化、言語の面白さを様々な形で発表し、教育の現場にも生きる活動へと展開していく。また、音楽の力と混ざり合い、より生で感じることの出来る空気を共有し、唯一無二の空間くうかんづくりに挑戦していきたい。

少しでも多くの人がパンチェッタの公演を鑑賞し、日々の生活の思考に少しでも刺激を与えることが出来るのならば、存在する価値はある。そうして継続していった先に見えるものとの出会いに期待している。

直近では、11月に第六回公演を、主宰一宮のソロパフォーマンスとして行う予定である。