車窓(まど)の外は星の海

風凛華斬（東京都）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

局長SINが中心となり2004年に結成。2005年に旗揚げ公演を行い、現在までに本公演14回、番外公演1回、プロデュース公演「風真」6回を上演。その他、独自の殺陣流派「雷華流」を考案し、殺陣集団「雷華」として地域のお祭りやイベントステージなどに殺陣パフォーマーとして出演。

ストレートプレイ、活劇、ファンタジー、一幕もの、ライブ・・・凡そ「芝居」と名がつくものであれば、芝居のジャンルも会場の種類も限定せずに何にでも挑戦中。

風凛華斬という名前には「風のように凛とした、華となって斬り進む」という意味がある。 「人の想い、特に普段は隠していて表に出ない熱い想い」を題材に、大騒ぎして笑わせて、最後にホロリと泣かせる・・・お芝居を初めて観る方にも気軽に楽しんでいただけるよう、ライトで親しみやすい作品を創ることをモットーとしている。
少年マンガやティーンズノベルのような、ファンタジックで熱いストーリーが好評。

応募公演への意気込み

前回公演でアンケートを実施し、過去の作品からお客様が観たい作品を上演することにしました。結果、旗揚げ公演「夜空の車窓から」が一位を獲得、上演が決定しました。
12年の時を経ての再演。脚本家としても演出家としても、これまで培ってきた経験を注ぎ込み、過去の作品に新たなる命を吹き込みます。

また、12年前の脚本や演出の構想が、今のお客様の目に「懐かしく新しい」、目新しいものであるという近年の発見から、新旧様々なスタイルの演出を取り入れ、それがどれほど通用するものなのか挑戦したいと思います。

お芝居は一度見逃すと二度と触れる事ができないパフォーマンスです。近頃風凛華斬を気に入ってくださった方、もっと前から知っていたかったと思ってくださるお客様に応えるためにも、「これまで」と「これから」の風凛華斬を観て、楽しんで頂きたいです。
「車窓（まど）の外は星の海」とタイトルも改め、新たなメンバーを加え初心に立ち返って作品作りを行います。

将来のビジョン

私たちはこれまで「舞台初挑戦の方にも舞台に立っていただく」というコンセプトで、劇団員や出演経験者も協力し合ってみんなで芝居を創り上げる、プロデュース公演「風真」に挑戦してきました。
これは、演劇にこれから挑戦する方だけでなく、その方の誘いで初めてお芝居を観る方にも「お芝居ってこんなに楽しいものなんだ！」という体験をしてもらうためです。
より多くの方に、私たちが愛してやまない演劇の世界を知ってもらい、親しんでもらうために、この理念を大切にこれからもプロジェクトを続けて行きたいと思います。

今よりも多くの方に芝居を観て頂くため、10ヵ年計画で短期計画を持ちつつ、最終的に300席の劇場を使用することを目標にしています。経済面や劇団員の演技面・劇団運営面でのスキルアップを行いながら、より遠くを目指して活動していきます。
しかし、どんなに遠くへ辿り着けたとしても、上記に掲げた「演劇の裾野を広げたい」という信念を大切に、微力ながら演劇の世界に貢献していきたいと考えています。