最虚構都市

最虚構都市

BANANAディストピア(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
主宰の伊藤知咲が大学生時代に手がけた第三回京都学生演劇祭参加作品『僕と殺し屋とレインポップ』が審査員特別賞を受賞。
これをきっかけに、2013年4月「そんなバナナ!!!」というかけ声と共に誕生。
同年8月に旗揚げ公演『僕と殺し屋とレインポップ』を大阪市立芸術創造館で行う。
2016年・秋に第三回、2017年・春に第四回、冬に第五回公演『Circus』(再演)を東京都内で発表予定。
主宰兼作家の伊藤がその時々に挑戦したいコトに挑むスタイル。見ている人の頭の中を金属バットでホームラン打つような、そんな作品がイイネ!と伊藤は思っている。
普段生きてて、目にしないようなもの・取り上げないようなものこそ演劇で取り上げて注目してもらえればいい。「ここにこういうものがあるんですよ、みなさん!!」って。
応募公演への意気込み
現代日本が抱える問題にも触れつつ、コメディ要素も折り込みつつ、こんな芝居は観たことがないと思わせる新鮮な感触の作品を創りあげていきたい。演出の理想を叶える為の稽古というよりかは、俳優と共にクリエーションしていきたいと考えている。だから、今回は今までとは違う稽古スタイルにチャレンジ!!俳優のクリエーションマインドをガシガシ盛り上げていこうと画策中。
ドストエフスキーの長編小説『罪と罰』をベースに作ろうと思っているので、俳優のみんなに稽古までに読んできてもらった。(上・中・下!長い!)
すごく長い小説だけど、頑張って読んでみると他のことにも影響してくる。例えば難解なロシアの歴史映画なんかも何も知らなかった時よりかはスムーズに理解できる。
人生って何が繋がるかわかんない。私たちの演劇だってそうなり得るのではないか。繋がる何かの一つになりたい。
将来のビジョン
東京での活動と限定せず、可能な限り地方に赴いていきたい。その為に、ツアー公演を打つ価値のある演目を作り、制作制度を整えたい。
◇なぜ地方公演なのか
2015年、ふじのくにせかい演劇祭2015(静岡)や他団体の地方公演にスタッフとして参加している内に、演劇作品を真の意味で広く発信するには、地方公演を行う他ないと、主宰は考えるようになってきた。地方在住者にとっては住んでいる地域が演劇・観劇活動の中心となるわけだから、いくら東京で演劇が盛んでも、そこばかりで活動していては首都圏の人にしか認識してもらえない。地方に出てみないと他の地域の演劇情報はなかなか入って来ないものである。
また、様々な場所を回り公演を重ねていくことで作品に変化が生まれ、より作品をアップデートしていけるのではないかと思った。場所を変えるということは想像するより遥かに強い影響力を作品にもたらす。

公演に携わっているメンバー(5)

しむじゃっく
役者・俳優 演出 制作 当日運営

制作
伊藤

今作品の脚本と演出、そしてBANANAディストピアの主宰をしています。 夢の世界にどっぷり浸かりたい方、カモン、カモンです。 新宿眼科画廊の空間を生かした細やかな演出、ご期待下さい。 ドストエフスキーの長編小説『罪と罰』から着想を得たBANANAディストピア3年ぶりの本公演。
まつじゅん

松本順と申します。 ディスカッション山盛りのプレ稽古に参加しました。 劇団名や公演タイトルからも、社会構造に焦点をあてた世界観を一同でお届けするのではないかと今からヒシヒシと感じております。多分そのはずです。 ご期待下さい。
イマじろう

役者として公演に参加しております! 演出をされますは、第3回京都学生演劇祭にて審査員賞を受賞した 、伊藤知咲さんです。 女性演出家ならではの繊細さに加え、少年ジャンプ顔負けなパワフルさが魅力の伊藤さん。 初稽古を終えて、彼女と集いし役者たちがどんな事件を巻き起こすのか。 私自身楽しみです。乞うご期待!
BANANA ディストピア

企画・製作をしています。 第二回目にして、初の東京公演です。

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