何度もすみません

MacGuffins（東京都）

公演に携わっているメンバー：18人

団体紹介

2010年4月に古田島啓介を中心としたメンバーで結成。2010年7月に旗揚げ公演を行い、2016年2月現在までに番外公演含め12本の公演を行う。過去にはMacGuffinsNightと題した4夜連続でUstreamを利用した過去公演映像配信イベントを行ったりと、劇場を飛び出した活動もしている。2014年1月には劇団YANAGAWAと合併し、MacGuffinsという名前は変えず、主宰を古田島啓介から黒岩拓朗へと交代し、新体制で活動を開始。

まっさらな舞台を役者が縦横無尽に走り回り、ただ、時には息をのむような静かな空間を創りだすその芝居は度々ジェットコースターに喩えられる。本公演は脚本が横田純、演出が古田島啓介というスタイルを基本とし、10代、20代の若者から支持を得ている。

応募公演への意気込み

『何度もすみません』は2013年上演作品の再演になりますが、今回は今までの再演とは違ったアプローチで公演を打ちたいと思います。

今まで私たちが行ってきた再演は、脚本を大きく書き直し、場合によっては設定を変え、登場人物の8割を入れ替えるなど「リメイク」に近いものでしたが、今回はそのようなことはせず、3年前の初演時とまったく同じ脚本で臨みたいと考えています。

本作は初演時に、テキスト、演出も含め「やれることはすべてやった」というところまで作り込めた恵まれた作品でした。しかし、演出・古田島が日々の生活から受ける新たな刺激から長期にわたって構想を練り、2014年に入団したメンバーや豪華な客演陣の力を借りることで、やりきったと思えた3年前の作品とは違う新しい面白さを生み出せると感じました。団体として初めて臨む２週間公演ということもあり、気合が入っております。

将来のビジョン

我々MacGuffinsは今回の公演が劇団史上初のロングラン公演となり、大きなチャレンジとなっています。

まずは『劇場を2週間借りて芝居をする』というスタイルが定着することを目標と考えています。そのためには役者、スタッフなど全てにおいて劇団力の向上が重要と思い、今年は劇団員の増加を考えています。

また、客席数200前後で自分たちの芝居のイメージに合う劇場を並行して探し、3年以内には現在の動員規模を飛び越えていければと考えています。資金や動員は着実に伸びているので、あとは総合的な劇団力を伸ばしていければ実現可能だと思っております。

個々の活動もゲームのシナリオライター、声優、音響監督など舞台に留まらず広がっているので、今後も様々な形で団体としての魅力が増すようにしていきます。