立ち止まるのは進行形

立ち止まるのは進行形

劇想からまわりえっちゃん(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
2008年、大阪芸術大学に当時在学中だったメンバーにより結成。
年5~7本もの公演を大阪を中心に東京・愛知などで
毎年コンスタントに上演し、公演数は通算38回目となる。
そのほぼ全てをオリジナル作品で上演している。

「演劇なんて、大嫌い」をモットーに掲げ
「社会における子供から大人への移り変わり」を描いた作品に
西田シャトナー氏の演出手法「パワーマイム」にヒントを得た
身体表現を駆使し、若さと勢いで作品のメッセージを表現していた。
公演回数を重ねるごとに表現の可能性を模索し続け
舞台装置から水や火などの自然物、風景、効果音、
多数のキャラクターを表現することに加え、
突拍子もないギャグを全力で盛り込む独自の演技手法
「ギャラクティック・アクト」を生み出した。

劇想からまわりえっちゃんの作品の多くに
キャラクターたちが「成長」していく様が描かれている。
それはある視点から見れば残酷さや居心地の悪さを伴い
次第に忘れていく「あの頃」の真っ直ぐさと対面させられる。
今、お前は自分自身に誠実か、と。
結成当初のモットー「演劇なんて、大嫌い」は、
あえて皆が成長とともに蓋をしてしまう部分を切り取り
観客へと問いかけ続ける、という形で戯曲として表し
それとは相反する、「ギャラクティックアクト」と融合された
作品は評価され、数々の演劇祭で受賞。
2011年より劇中の曲に全てオリジナル楽曲を使用し
より作品に彩りを添えている。
2012年には南河内万歳一座復活企画に選出、
日本若手演出家コンクールでは最終候補にノミネートされた。
また2014年、大阪・近鉄アート館落とし企画ではトリを務め
2日間で600人の動員に成功した。
2015年からは劇団ごと東京に拠点を移し、本公演が東京初の本公演となる。
応募公演への意気込み
僕達は昨年秋に上京して来ました。
満を持しての東京上陸公演。気合いは十分です。
ぜひ一度、劇場でご体感ください。

過去があるから私がいるのか?
今にいるから私がいるのか?
未来があるから私があるの?
どれか1つでも欠けたらどうでしょう?
過去があるから今がある。
今があるから未来がある。
当たり前のこと。
時間と記憶の価値を問う。

「立ち止まるのは進行形」

この物語は時間と記憶を「誠実に考える」物語です。
将来のビジョン
僕達は3年後、劇団結成10周年を迎えます。
10周年記念の折には大阪凱旋公演と掲げ、
東京・大阪と二都市ツアー公演を企画しております。
からまわりえっちゃんは大きくなって帰ってきたぞ!と
胸を張って大阪で支えてくださった皆様にお会いすべく
大阪は近鉄アート館、東京は赤坂RED THEATERで
各2000人動員できる公演を目指しています。
お客様へ届けたいメッセージは作品で、そして
ここまで支えてくださった感謝は言葉で伝えたい。
これが中期目標です。
直近の目標として、来年は下北沢への進出を目指し、
劇団15周年には本多劇場での劇団公演の上演を目指しています。

また我々のもう一つの目標は、
子供達の「憧れになりたい」です。
近年力を入れている団体も増えてきてはいますが
学校公演や小中高生向けのワークショップ、
学生達と演劇を作ったり、身近にお芝居を感じることのできる
環境作りに我々も力を入れて取り組み、
演劇に対しての憧れを作っていきたいです。

夢や目標はあげればキリがありませんが、
たとえ劇団がどれだけ大きくなれたとしても
決して妥協せず、自分達が楽しく演劇をしていることを
忘れないお芝居を打ち続けていきたいです。

公演に携わっているメンバー(6)

中村猿人
役者・俳優 演出助手 制作 宣伝美術

劇団員として関わる初の公演です。 ヤンバルクイナくらい大切!!
岸本武享
役者・俳優

僕も出ます
コウヨウ
役者・俳優

すごいのするぞぞぞぞ
函波窓
役者・俳優

本公演でございます!
Tommy
役者・俳優

東京本公演だよおおおおお
天丼露うどん逆さ盛り
役者・俳優

バウンドケーキって跳ねてるの?リバウンド王は桜木花道だけどリア王はマジカルたるルートくんがハマり役!

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