モンテ・クリスト伯

モンテ・クリスト伯

Musiko(東京都)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
Musikoは、団体として活動する上での目標を「日常の中に非日常を持ち込むこと」としています。
そしてそれは、お客様と我々の関係で作るものであり、芝居のみに限定する必要はない、と考えております。
今後は、劇場公演と並行して、路上等でのパフォーマンスや、公共機関・学童施設等への訪問公演も行えたらと、企画を協議中です。劇場という特殊空間を離れて、当たり前の日常風景の中に、異質でありながらも興味を持ってもらえるような題材・演目を検討しています。しかし、舞台と客席の垣根もなく、公演をわざわざ観に来てくれたわけでもない人たちを相手にすることになるので、よりお客様に楽しんでもらえる工夫や、空間の使い方の研究をする必要があるでしょう。
また、劇場での公演につきましても、今までのような古典作品を使ったアプローチだけではなく、身体表現に軸を移した作品や、現代を舞台にしたオリジナル作品等から、新たな可能性を探っていき、より多くのお客様に、特別な時間を提供できるような団体を目指し、活動を続けていく所存です。
応募公演への意気込み
劇場空間とは、とても特殊な場です。そこでは、殺人も許され、何百年も昔のパリや東京の町並みを蘇らせることも、映画などより遥かに容易に行えます。それらは全て、私たちの身近にはまずないものです。
そうして生み出された特異空間は、現代の日本とは異なる空気を纏い、異なる物語をつむぎだします。それを最大限に活かし、普段私たちの日常ではそうそう起こりえない非日常に、お客様を巻き込んでいく。そんなお芝居を作ることが、私たちMusikoの目標です。
今回上演いたします「モンテ・クリスト伯」は、復讐の物語です。
復讐。人を憎んだり恨んだりという感情は、私たち人間の根幹にある感情の一つです。しかしこの物語は、その感情を数十年に渡り抱え込み、目的を果たすために全てを捨てた男の話です。
私たちの生活の中ではまず出会えない「非日常」であるのに、それぞれの人物の生き方や感情は、今の私たちにも確実に通じるものです。これは生の感情が見える舞台空間に、そして私たちMusikoという団体に何よりも適していると、自信を持って送り出せる作品です。
将来のビジョン
今までMusikoは、「モンテ・クリスト伯」、「ドグラ・マグラ」、「サロメ」等、原作のある作品を舞台化して上演してきました。
しかし、Musikoが目指す「非日常」は、何も物語の中にしか存在しないわけではないはずです。
大学を飛び出して初の公演として、旗揚げ公演「モンテ・クリスト伯」の再演を選んだのは、もちろん題材を改めて世に伝えたいという思いも
ありましたが、同時に新しいスタートのためでもありました。
次回公演でMusikoは、初の二本立て・初のオリジナル作品に挑みます。
一本は、今まで確立してきましたMusikoのベーシックスタイルを踏襲した原作つき作品を上演いたします。しかし、過去の焼き直しではなく、演出を副主宰である槙悠吾が担当し、より身体性を重視した作品に挑戦します。
そして、オリジナル作品のほうは、現代を舞台に、一つの部屋の中に集った男女の群集会話劇を行う予定です。
それぞれの視点から、「日常の中に非日常を持ち込むこと」を目指し、新たなMusikoの作品を提供すべく、挑戦をしていきたいと思っております。



公演に携わっているメンバー(7)

だん

だん
ひろいだいち

作・演です。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
まつしまた

役者やります。よろしくお願いします。
まき

宣伝美術と役者やりまーす。よろしくお願いします!
柿木

演出助手をやらせて頂いてます! A・デュマによる復讐劇。是非とも!
阿部慎一郎(旧ジミー小西)
脚本 演出 演出助手

役者です!
新井 恵

制作です!

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