西暦2222年2月22日の22時22分22秒

劇団鋼鉄村松（東京都）

公演に携わっているメンバー：14人

団体紹介

　劇団鋼鉄村松は｢マシュマロ感覚ドリーミングラブ」をキャッチフレーズに１９９４年に旗揚げして18年目を迎える劇団です。18年も続いたんだからたぶんこのまま劇団員の最後の一人が死に絶えるまで戦い続ける事でしょう。
　なんなら死後、真の戦士だけがたどり着けると言われる北欧神話の天国ヴァルハラでも公演を続ける覚悟です。
　ここ数年、「観客動員５００人で座長のボス村松が彼女に舞台上からプロポーズ」を掲げてやってきましたが昨年夏、「鋼鉄の処女」でついに５００人突破。公約どおりプロポーズして成功、この年始に入籍しました。
　（好評につき、冬の公演「二手目８七飛車成り戦法」でも６００人突破でスッタッフの男の子が好きな女子に舞台上からマジ告白する予定でしたが、６００人には３０人ほど届かず中止。劇団鋼鉄村松はガチンコです。ちなみに彼はその後プライベートで告白してフラれました。）
　この調子で１００人増えるごとに告白したりしながら幸せの輪を広げていき、劇団結成２０周年となる２０１４年までには観客動員１０００人突破を目指したいと思っています。
　

応募公演への意気込み

　今回予定しております作品は鋼鉄村松の二人いる作・演出の物語重視の方、前作「鋼鉄の処女」でここＣｏＲｉｃｈの「観てきた！」でも「学芸会」とか｢最高のエンターテイメント」とか賛否の議論を巻き起こしたバブルムラマツの作品。

　　西暦2011年11月１１日11時11分11秒、同じ数字が1２個並ぶ奇跡の瞬間に物語は始まる。

　デジタル時計のぞろ目にとり憑かれた男、モリシタは4秒だけ過去に戻れる能力をもっていた。
　物理法則をねじまげる奇跡の力でありながら、その効果時間の短さから現実にはほぼ役にたたないその力。

　その力を、男は未来のために使おうとした。


　物語は過去と現代を交錯しながらやがて遠い未来である西暦２２２２年のその一秒に向っていく。


　１８年の歴史を持つ当劇団のおっさん達。若手が注目されがちな演劇界ですが年月に磨かれた実力と年月に風化しなかった演劇ラブには自信があります。
　鋼鉄村松のおっさんたちと客演のカワイコちゃんたちが送る、熟成されたビンテージワインのような琥珀色の学芸会の最高のエンターテイメントぶりをご覧になってください。
　

将来のビジョン

　次回公演は１１月、王子小劇場にて。劇団鋼鉄村松座長でありこの春入籍して公私共に充実したボス村松の公演「高橋ギロチン」
　世襲の死刑執行人・高橋くんと人権派弁護士・西山さんんの広い意味でいうとマシュマロ感覚ドリーミングラブです。