ネズミ狩り

ネズミ狩り

劇団チャリT企画(東京都)

公演に携わっているメンバー:12人

団体紹介
 劇団チャリT企画は、ますます複雑化する現代社会の中で、歪められていく情報とそれに翻弄される人々の姿を通して、世の不条理な実相を描くこと、そして、それによって舞台と観客とを結ぶコミュニケーションの媒体となることを目的として活動しています。
 今後もこのスタイルを持ち味に、さらにその風刺と批評性に磨きをかけながら、良質かつ先鋭的な作品を発表し続けていきたいと思います。そして、舞台芸術が人々の中でより身近なものとして感じられるように、演劇の裾野を広げていくその一端を担っていきたいと考えています。
 そのために、以下のような具体的な活動を実践していきたい思っています。

 (1) 基礎稽古・合評会・勉強会などを通じて、劇団員の読解力・表現力・技術力を高めていく。
 (2) 劇団外の表現者や一般人を交えた公開ワークショップを通じて、外部との交流を深め、演劇の裾野を広げていく。
 (3) (1)(2)を継続的に実践するために、専用のアトリエを持ち、そこを拠点に活動を行っていく。
応募公演への意気込み
 本公演「ネズミ狩り」は、犯行当時19歳だった被告の元少年に死刑判決が下された光市母子殺人事件をモチーフにした作品です。被害者遺族が度々マスメディアに登場し、被害者感情を煽るような報道がなされ、被告の弁護団が「人権派弁護士」として大バッシングを受けた事件ですが、本作品はこのことに大きく触発されて書き上げられた作品です。
 「死刑!死刑!」と厳罰化へと傾く社会の実相を、舞台をそば屋に置き換え、少年犯罪をめぐって揺れ動く人々の姿を通して描いた、作の楢原曰く「魂の力作」です。その結果として、2008年の初演時には王子小劇場年間上演作品の中から選ばれる佐藤佐吉賞で「最優秀脚本賞」「最優秀主演女優賞」「優秀主演男優賞」を受賞し、作品としても高評価をいただきました。
 今回は再演にあたり、一からキャスティングを見直し、さらに洗練され、研ぎ澄まされた作品に仕上がるように、尽力したいと思います。
将来のビジョン
 次回公演は、今年8月に、みきかせプロジェクトの「みきかせリーディング」に新作を携えて参加します。また、そのみきかせリーディングで上演した作品を、合評会等を通じてリライトを行い、12月上旬に本公演として改訂上演する予定です。
 東京都の青少年健全育成条例による表現規制の問題に揺れ動く社会を、チャリT企画ならではのユニークな発想とスタイルで笑い飛ばす作品をお送りしたいと考えています。

公演に携わっているメンバー(12)

kimototaro

こまばアゴラ劇場スタッフ
827

「ネズミ狩り」 よろしくお願いします。
ちひろ
制作 当日運営

当日運営で関わります!わたしが初めてチャリT企画さんに参加した作品の再演で感慨深いです♪
まっつん
役者・俳優

出演します!よろしくお願いいたします。 気合入っております。
ジュン
役者・俳優 ダンサー 制作

舞台写真で参加します。 この初演から参加させて頂いています。 すこし、思い入れのある作品です。 ぼくもたのしみです。
凛とした華のように

出演します。宜しくお願いします
もなたな
その他(スタッフ)

劇団員です
ベアステ
役者・俳優

チャリT企画の熊野です! 是非、チャリTを観たことがない方にこそ足を運んで頂きたい作品です! 宜しくお願いします!!
まっちゃん

出演します。
イトウシンタロウ
脚本 演出

劇団員です。
うちやま

出演します。 いわゆる「A面」チャリT企画の代表作を、練り直してお届け予定。 前回お越しいただいた方も、はじめての方も。
t
役者・俳優 脚本 演出

作・演出です。

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