サザンカの見える窓のある部屋

カムヰヤッセン（東京都）

公演に携わっているメンバー：5人

団体紹介

将来のビジョン、なんかの話をするとき、どうしても動員の目標だったり、興行の規模だったり制作的な青写真が先にたってこれまでやってきた気がしていました。ただ最近折に触れて、僕たちは何を見せる劇団になりたいのか、ということを考えるようになりました。もちろんこれまでそういったものを考えてこなかったわけではなく、もっと正確に言えば、きちんと文字にして劇団員同士が共有すべきものだという認識が生まれた、ということかもしれません。
僕達がだした答えは、訴求力の強いドラマをこれからも提供し続けていく劇団になる、ということでした。
愚直に、お客様に少しでも作用できるような演劇を作り続けていくこと、が、今の当面の将来のビジョンです。

応募公演への意気込み

今回、劇団初の劇団員だけの公演です。上にも書いたように、私たちは何を見せたいのか、というところにもう一度立ち返り、これまで積み重ねてきたことを共有することを念頭においています。具体的に言えば、それは使う言葉と身体の精査、ということになると思います。
これまでの公演では、異なる文脈の者どうしが集まることによって生まれる多様性を、作品の創作のひとつの足がかりにしていたのですが、今回は文脈の近いもの同士から生まれる密度の高さを出発点としたいと思います。
これが今のカムヰヤッセンです。
改めて自己紹介をする気持ちで臨みたいと思っています。

将来のビジョン

今年の夏～秋にかけて公演を予定しています。
複数の企画公演を含めた企画を現在計画中です。
また、東京以外での地域での公演も現在検討中です。

より多くのお客様に見ていただく機会を提供できるようにすること、それが今年の私たちの目標です。