応募作品の詳細
「妙ージカル」というオリジナリティを追求していきます。
役者の熱量を浴びて、理屈抜きで楽しみ、劇場を出る頃には少し元気になって帰っていただく…結果得られるものは同じでも、演劇の大前提である、「その場所に行かないと観られない」という価値を充分に意識し、FUKAIPRODUCE羽衣でしか観られないものを常に提示し続けます。
但し、劇場で待つだけではなく、野外、テント、工場、廃校などに飛び出し、また全国どこへでも出向き作品を上演します。FUKAIPRODUCE羽衣を観るために観客も行動し、より多くの観客に出会うためにFUKAIPRODUCE羽衣も行動する…観客と作品に相互作用の働く関係を目指します。
今作は、ポカリのように浸透するのに、アルコール度数はめちゃくちゃ高い危険な飲み物のような作品を目指しています。
キャストは何れも過去にFUKAIPRODUCE羽衣に出演経験がある方を揃え、これまで培ってきた「妙ージカル(妙なミュージカルの意を表す造語。作・演出・音楽を担当する糸井幸之介のオリジナル楽曲を積極的に取り入れた作風。)」というスタイルをより強度にすると同時に、従来のイメージ(夜の都会/男女の営み)を踏襲しつつも、それらと相反するようなイメージ(緑/地球)を新たにとり入れ、更に一味違った今作でしか味わえない羽衣ワールドを展開します。
糸井幸之介の手による舞台美術も、前回のこまばアゴラ劇場公演で劇場内にプールを作成(観客はプールサイドで観劇)したのと同様、凝ったものとなります。
FUKAIPRODUCE羽衣初の地方公演を目指しています。「妙―ジカル」という、FUKAIPRODUCE羽衣でしか生み出せないものを、より多くの、また東京近郊以外の方にぜひ直接触れていただきたいと考えています。
作品はこれまでのFUKAIPRODUCE羽衣の集大成的なものを意識し、過去作品をリニューアルする予定です。音楽的に言えば、ベスト盤を作成するようなイメージでいます。
特定の筋書きがなく、10分から15分の短いシーンの連続で構成されている作品の特徴を活かし、複数作品から再構成するという試みに挑戦することにより、FUKAIPRODUCE羽衣作品の新たな可能性を提示できればと考えています。
東京単独公演ではし得ないことをし、初地方公演という付加価値を存分につけた、ツアーとは違う地方公演のあり方を試みます。

coneoflight
羽衣 制作
じゅんじゅん
シンジ
高橋義和
モヱ子