1999.9年の夏休み

アロッタファジャイナ（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

劇団という形態にこだわらず、映像・舞台双方に活躍する役者・スタッフが集う「場所」となることを目指します。
様々なクリエーターがコラボレーションし創発を引き起こし 作品を量産していくキッカケ的な「場所」となることを目指します。

応募公演への意気込み

金子修介監督の1988年公開の名作映画
「1999年の夏休み」
からモチーフを頂いた新作舞台となります！
「1999年の夏休み」の美しい世界観を踏襲しつつ、新たな”世紀末の物語”を美しくも力強い演者により公開させていただきます。
常に進化し続けるアロッタファジャイナをどうぞお楽しみに！

将来のビジョン

主人公である少年たちには、オスカープロモーションの協力を得て、国民的美少女コンテストの美少女たちが演じ、少年同士の愛を切なくも悲しくそして愛おしく描きます。
スーパーバイザーに金子修介監督。
子供から大人へと変わりゆく時を、世紀末最後の夏にダブらせて幻想的に描いた映画「1999年の夏休み」。
この映画は、いまだにファンのHPの掲示板がにぎわっているほど、根強い支持と共感を呼んでいます。
そして、その「支持と共感」こそは、この映画の
・登場人物は少年達だけである。
・その少年達を美少女が演じる。
・物語は、その女の子演ずる少年達同士の倒錯した切なくも淡い愛の物語である。
・幻想的で意味深な台詞回し。
・森と湖と神殿という美しい背景。
という特異な演出と物語に由来するものです。
この特異な演出と物語を踏襲しつつ、20世紀末を乗り越えてしまった現代……世紀末を乗り越えたにもかかわらず、日常化するテロリズムや凶悪な犯罪事件など、ますます世紀末っぽさを色濃くしていく現代……
を反映した新たな物語として、この「1999.9年の夏休み」を書き下ろします。
「1999年の夏休み」…その美しくも切ない物語は、新たな演者…21世紀の美少女たちの力を得て
吉祥寺シアターという美しく新しい劇場で、21世紀の新たなアポカリプス……黙示録となるでしょう。