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【主催】文化庁/日本演出者協会 国際演劇交流セミナー2013 ワークショップ開催(ロシア特集)★7月15日(月)締め切り

【演劇人のためのロシア創作ワークショップ】
~演劇教育発祥の地から〜「レ―チ(声と話法)」「舞台動作」を巡る一週間

期間:2013年8月5日(月)〜8月11日(日)
会場:芸能花伝舎
費用:10,000円(協会員5,000円)

演劇は文学的分析からどう巣立つべきか?
俳優による創造の種とは?
今まで演出家は俳優をみていたのだろうか?

演劇教育の発祥の地、ロシア・モスクワ国立マールイ劇場附属シェープキン演劇大学。190年近く続く、いわばヨーロッパ演劇教育のメッカ。
ここで進化を遂げて、現在も未来の演劇人を育て続けている訓練法がある。

【レ―チ(声と話法)】、そして【舞台動作】

この二つは、演劇スタイルや方法論以前の「表現者の基礎訓練」として、今も演劇教育の中核として発展を続けている。しかしこの訓練は基礎訓練のみではなく、それ自体に哲学を持った「創造の種」を秘めているのだ。

今回のワークショップでは、この二つの訓練法を、「訓練に止まらない、創造の原動力である」、という今まであまり日本に紹介されていなかったテーマで、従来の戯曲分析や演出構成論などで見落とされがちな「演劇的創造」のプロセスの秘密に触れようとするものだ。

今までの作品創造を一から見直す稀重なワークショップである。

日本でも少なからず実践されてきている「パフォーマンス化した演劇」とはまったく逆の、「哲学を持った声」「哲学を持った身体」というベースから立ち上げる演劇創造。

モスクワ演劇教育発祥の地、シェープキン演劇大学から「レ―チ」教育のマスターとして多くの才能を世に送っているオリガ・ボイツォーワ氏、そして「舞台動作」教育者としてキャリアを重ねるヴィクトル・二ジェリスコイ氏を迎え、「声」そして「身体」から「演劇を創造する」過程を、文字通り体感するワークショップ。

下敷きにするのは、ロシアの演劇学校でも題材としてよく使われる小説、ドストエフスキー作『おかしな人間の夢』(Сон смешного человека)。

ロシア伝統の演劇学校カリキュラムの一部を再現するように、朝から晩まで濃厚に、そして能率的に詰まった、芝居創作漬けの一週間である。


【講師】
レーチ:オリガ・ボイツォーワ(ロシア国立モスクワ・マールイ劇場付属国立シェープキン演劇大学レーチ教授)
舞台動作:ヴィクトル・ニジェリスコイ(ロシア国立モスクワ・マールイ劇場付属国立シェープキン演劇大学卒業、元立教大学助教授)

【ロシア語スタッフ】
島守辰明(兵庫県立ピッコロ劇団 演出家)
杉山剛志(演劇カンパニー ア・ラ・プラス 演出家)
上世博及(東京ノーヴィ・レパートリー・シアター)

【カリキュラム】
8月5日(月)~10日(土)
10;00~14:00 舞台動作基礎/レーチ基礎
15:00~21:00 グループワーク

作品創造への一週間
1日目【空間の創造】 テキストの音、そして身体から発想する空間の創造法とは?
2日目【雰囲気】テキストの中に内在した「特別な雰囲気」を舞台空間に移すには?
3日目【役の特徴】役の精神、身体の特徴を、声と身体に…… キャラクターの創造とは?
4日目【舞台上の行動】俳優の特性をから編み出されるキャラクターの行動とは?
5日目【リズムとテンポ】テキストの核にあるリズムとテンポを構成することとは?
6日目【芝居のコンポジション】 小説を戯曲に昇華するには? 戯曲の構成とは?

8月11日(日)最終日 
7日目【さあ、発表しよう!!】
11:00~15:00 ウォーミング・アップ/手直し・準備
16:30~18:00 発表
18:30~20:00 レクチャーと総括

【使用教材】
ドストエフスキー作『おかしな人間の夢』

【お申し込みの概要】
・基本的に全日程に参加出来る方。演出家と俳優、ともに同じカリキュラムに参加していただきます。
・定員15名。(演出家5名、俳優10名)
・参加費 10,000円(協会員5,000円)※初日に受付でお支払い下さい。
★お申し込みはメールにて
①お名前
②連絡先(電話番号、メールアドレス、住所※課題のテキストを送付します)
③年齢
④演出家or俳優、簡単な略歴

上記を「 ensyutu_russia@yahoo.co.jp 」までお送り下さい。複数人数の場合は代表の方のみで構いませんが、各参加メンバーの上記内要はご記入下さい。
テキストは代表の方に送付致します。
※件名に「ロシア特集ワークショップ申込み こりっちより」とご記入下さい。
※どうしてもご都合が付かない日程がある場合はあらかじめご相談下さい。

★申込み締切 7月15日(月・祝)

文化庁委託事業「平成25年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
【主催】文化庁/日本演出者協会 【制作】日本演出者協会

日本演出者協会HP: http://jda.jp/
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。