東京ミルクホールの金色夜叉 公演情報 劇団東京ミルクホール「東京ミルクホールの金色夜叉」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    フライヤー通り、今夜は、サイコーでした。
    こりっち参加して観た作品の中で、一番面白かった。場内の笑いの量を計る機械があれば、私が見た中では、確実に、1,5倍以上笑い声が、響いていました。金色夜叉と言うより、コントライブ的エンタメ要素が強いが、自分が笑っている時、周りも爆笑してるから、遠慮なく爆笑できるって、気分爽快!

    ネタバレBOX

    熱海でお宮を蹴り飛ばした寛一のシーンから、と思いきや、実は、かの文豪達が通う銀座のカフェ<熱海>での、リハーサル。
    芥川龍之介、太宰治、谷崎潤一郎等が、文士劇(?)オリンピックに参加する為に、演目を考えているところだった。って設定からして、可笑しんだけど、関西弁バリバリのデズニィー氏、なまりのひどい江戸川乱歩や、みんなのマドンナ的ミヤエと、怪しく可笑しな奴らが、パロったり、暴走したりですすむ。

    ダンス、殺陣、宙づりと盛り沢山、衣装やメイク、美術にもこだわりがあるので楽しめる。
    時事ネタ等、誰でも知っているネタが多いいから、客層の幅広さも頷ける。
    バカバカしく、ハチャメチャかと思いきや、役者さんならではの表現力でキメる!のに、客いじりも有り。
    なかでも、全員ヒップに穴のあいた着物姿で、ヒップ突き出し後ろ向きで客席を突進してくるのは、コワ面白いから、場内爆笑!この穴なんだけど、お尻の谷間から上が見える、お品のある(?下品も品のうち?)穴だが、動きによっては、ヤバイ!感あり。この姿の全員で、ゲームのような対決があるのだが、バカバカしいのに、思わず場内から拍手が起こるのも、可笑しかった。
    ノリと勢いがあるだけに、勢いつき過ぎて、ちょっと、流しちゃう的に見えちゃう時があるのは、残念。

    金色夜叉に見える男と女模様を、太宰の心中癖や、文豪達の恋心からも見せているのだが、好みとしては、もうちょっとだけ深みが欲しいと思いつつ、そんなのどうでもいい、面白さ満載でした。

    皆さん、良かったのですが、特に印象的なのは、哀原友則さん、コースケ・ハラスメントさん。
    佐野バビ市さんは、かなりの美女と思ったら、仕草も物腰も完璧♪厚化粧?だけど、映えてました。

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    2011/03/11 00:54

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