野辺の送り―暗殺風聞'84 公演情報 劇団演奏舞台「野辺の送り―暗殺風聞'84」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    暗殺の話はきっかけにすぎず、
    男女平等などの思想を持った赤松小三郎を慕っていた植村先生という人の話へ移っていきました。

    ネタバレBOX

    太平洋戦争、安保、三島の自決、国民皆中流意識などについて話が進みました。

    漢語(音読み)は強い立場から物を言う言葉、日本古来の言葉(訓読み)は心を表現するものという考え方には納得しましたが、言霊という言い方には反対です。言葉には真実でも偽りでも気持ちは込められますが、呪術ではないんですから、インチキ宗教家のような言い回しは大嫌いです。

    文月一花さんの歌が上手いのには驚きました。もっと聞きたいとも思いましたが、それがメインでもないだろうにという気持ちもありました。

    全員が舞台上にいて、隅で誰かが誰かをいじって遊ぶとか、寒い冗談を言ってみんながこけたり無視したりする手法はこの劇団の特徴ですが、やっぱり好きにはなれませんでした。

    何となく明るくないイメージがありますが、きゃぴきゃぴの女優さんがいてホッとしました。

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    2010/10/04 14:16

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