ブラック・フラッグ・ブルーズ 公演情報 ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース「ブラック・フラッグ・ブルーズ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    千秋楽公演を観劇
    話は ふ~むキャラメルボックス初演は1997で再演が2004かな
    {おっ’14にクリエイティブカンパニー時遊人さんもやってるな)
    ですんで古さもあるかと思えたが
    そんな事は無いファミリー向けのエンターテイメントで
    日曜の午後に家族で見るのに適していそうな芝居に仕上がってました
    小さめで柱のある劇場を左右に分けての中央部分を
    柱を交えて上手に使って見せてましたわ
    SF部分の期待はミリミリとはしてなかった分
    コロコロコミックな感じの
    少年少女向けSF漫画的で楽しめた110分の作品
    チケットは無く開演前BGMは
    微かに聞こえるNASAとかの管制室内音みたいでしたが
    話の雰囲気考えると
    フラッシュゴードンとか流したてたら受けたかも~♪

    ネタバレBOX

    オープニングダンスもあり古風な作りを感じたが
    今だと逆に新しいかな~とか思えた
    =宇宙船パイロットの選抜試験をダンス交えたプロローグにして
    舞台セットの角部分にマックミラーで中に3D映像風に
    頭脳船=ブレインシップ=の脳である主人公母が現れる仕組み
    船設定とかは まんま「歌う船」でしたねー
    骸枠のラブロマンスの部分もラストに持ってきたのは
    成井さんも作品のコノ部分は外せなかったのかしらねぇ・・・
    さすがSF各界に影響を与えた作品だわーとか思った

    で お話はー共感できそうに無い
    狂犬とかピラニアとか二つ名で呼ばれる
    キャンキャン吠える系の主人公さんが
    共に残ったパイロット候補生二人と共に
    母が頭脳となった宇宙船で最後の第6次選抜試験を受け
    船の中でミッションをしてると
    漂流貨物船を見つけて生存者二名を救助するのだが
    この船の目的である火星へと
    =船と犯罪者を届ける=
    海賊アシュラのモノと思われる飛行艇と
    捉えられた海賊と思わしき容疑者と
    それを捕えた海賊課の刑事が乗船しており
    船内のキャプテンとコック~Drが
    候補生3名と交える船中劇でした
    まーやはりとういうかー救助した二名は
    海賊で拿捕された飛行艇の船内にあるボイスレコーダーを
    盗み出す目的で潜入し
    頭脳船は居住区のシステム以外を奪われて
    ドタバタとそのデータを巡っての争奪戦から
    頭脳船の破壊活動に至るまでの騒動となるのでしたが
    無事に一人の死者も出すこと無く
    データも解析できアシュラの実態も判明して
    頭脳船も破壊をまぬがれ大団円となるのでしたー
    ほんに日曜ファミリー劇場な展開でした(^-^)

    これー
    ハードにSF詰めてって
    いろいろと放り込んで煮詰めたら
    出来の良い優良作になること間違いなしの話やわ~
    とか思えたっす

    うどんの喰い逃げで海賊と間違われて捕まってた子
    =これ「敵は海賊」=と混ぜて
    黒いツナギに赤系のベスト着せて金の首輪つけてアプロって
    名乗らせて~捕まえた海賊課刑事も灰色系の繋ぎに
    金の腕輪にゴツイ銃持たせたらベストだったろうに・・・
    変えるのはそこだけでー
    食い逃げ時のウドン小話に
    たくさん注文したうどんを「ひとつでじゅぶんですよ」
    とか台詞入れたらブレードランナーファンが喜ぶでしょうし
    海賊台詞で笑いとるなら
    「海賊」と言われて皆が注目すると
    「海賊課」だ「対海賊課」!「刑事だ」というセリフ入れると
    神林長平ファンが喜びましょう(^-^;)
    ついでに船の行き先を火星ダイモス基地とかに変えるだけでも~♪

    あと普通に危機管理として
    救助した貨物船の乗員の武装は解除して
    武器とかは船長預かりとかにしないと不自然だったー
    現実での旅客機での搭乗でも刃物類でも預けるでしょう
    まして海賊のでる太陽圏内航路でねぇ・・・・

    ブレインシップでの母が時々娘のとこに
    モニター以外のトコに出てくる設定なら
    ロストユニバースのキャナルみたくするとか
    下着漫画で有名な漫画家の
    「トラブル急行」みたくエネルギー供給式の
    頭脳体が扱える宇宙服をホロ映像でカモフラージュするとか
    そーゆーミリミリとした設定つけて出して欲しかったなぁ
    マップスのリプミラ達みたく
    いっそ実体で出しても・・・設定ややこしくなるかー
    未来騎士みたく付帯脳でも付けて
    処理能力を増大させたとかゆう設定も良いなぁ・・・
    あぁいろいろ出てくるわ~・・・
    (^-^)良い設定の作品でした

    金持ち配信企業が設定とか凝って映像化とかしないかなぁ
    でも実写の「カーボーイビバップ」みたいにさせるのは嫌だなー

    衣装は母さんは別にーでしたが
    他の方々
    SF風にと頑張ったんでしょうが
    普通にツナギとかKCとかドクターフォームみたいんで
    よかったんじゃーとかも思えた
    海賊さんも黒ツナギーとかでね
    光るネックレス状の端末設定は解りやすかった

    小さめの劇場だから仕方無かったが
    柱付近の方が見易くて
    壁に沿った側はチトだったなぁ

    加速装置は懐かしの~ですね
    奥歯のスイッチではないようでした
    頭脳船補助の宇宙服で
    加速装置と互角の格闘出来るという話は良かった
    ここはハードSFなら
    スーツ内に人を入れる必要性とか
    人体が壊れないレベルの運用用のOSの調整とかね
    そして~加速と言えば~
    仮面ライダーネタ入れるとこでしょう(^-^;)
    ほれカブトと555の加速ネタをー
    再現シーンで海賊さんには
    「クロックアップ」と言わせてから動いて
    対決シーンでは相手に「アクセル」と言わせるんです
    それにしても殺陣は頑張ってたなぁと感心

    あー宇宙船の機関部の空気圧調整だけで爆破は・・・
    無理ないっすか
    機関部制御装置の無効化とかにした方が・・
    ついでに声だけでも機関長とか出したら
    スタトレファンが喜ぶ?かも

    1

    2023/12/11 09:43

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    0

  • 長寿郎様、この度はご来場とご感想、誠にありがとうございました!
    SF作品として楽しんでいただきとても嬉しいです!
    ありがとうございました。

    2023/12/25 22:44

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