実演鑑賞
満足度★★★★
なんかものすごいものを観たという確かな感触はある
演技も演出も
濃密な時空間だが、いったい何だったんだろう
頭の中はグシャグシャで疲労困憊
寝不足で疲れた身には集中力が続かなかった
久し振りに観た難解な舞台
心に残りそうなセリフなどもあったが、もはや言葉のるつぼに消えた
途中ひとり芝居と言っていい時間が長かった
肉体を駆使し台詞の洪水
ひたすら圧倒されて観ていた
感覚的には勅使川原三郎や田中泯のコンテンポラリーダンスを観た時のよう
カラスの合唱がRIASかなんかのようでぴったり一致して素晴らしかった
ともかく役者も観客も極限状態に置かれる舞台
たまにはいいが日々こんなものを観たらこちらも狂気の世界に引き込まれそうだ