期待度♪♪♪♪♪
震災から数年は観劇の記憶に濃い雲が垂れこめている。舞台は照明に照らされ、縁日の露店のような暖色系の輝きだが、周囲が闇に繋がってる。
唯一観た昭和芸能舎はつか作品で、自分的には初めてか二度目くらいのつかワールド。記憶力の悪い自分は昔観た芝居の大部分が「自分の合格ラインより上だったか下だったか」という薄い記憶の欠片があるのみ(よくよく思い出せば(脳科学的には)蘇生するんだろうが)だが、自分のコメントを見ると舞台には深く感じ入った様子。
「解散」の文字にやや落胆したが形態を変えて舞台作りは続くというので、以前見たのと同じ赤坂REDでまた何か発見させてくれようかと期待がもたげる。