満足度★★
内容は○だが他で☆2つ減点
描いた「さくら」と亡くなった子供の人形を作るよう依頼された腕の立つ人形師の話・「人形師」という中篇2本でチラシの惹句は「ちょいとふしぎな 二つの江戸ばなし」。
民間伝承や江戸の巷間話に材をとったストーリー、古典文学っぽい雰囲気も漂わせて「世にも奇妙な物語・江戸時代編」みたいな…。
旗揚げ公演『闇に咲く華 GOEMON'S SECRET』の娯楽アクション時代劇とはガラリとオモムキを変えての「サテライト公演」、イイんじゃないっすか?
ただ「さくら」の終わり方、賭けに勝った場合に立たせるのは1日限りだったのでは?
あの後にヒロインが手痛いしっぺ返しを食らうことを暗示しているととるべきなのか? あるいは「生身の人間の方が人ならざるものよりもよっぽどズルくてコワい」というオチ?
なお、☆については受付開始時に予約者票が整理できていなかったことと開演が10分押したことについて一言も触れなかったことで2つ減点