楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー 公演情報 S企画「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/08/06 (土) 14:00

    久しぶりに清水邦夫作「楽屋」を見て、半世紀が過ぎたことを実感しました。
    上演の頃は、施しを求める戦争で負傷した人が駅前に並んでいました。
    日本の新劇は、ロシア演劇がお手本で、出てくる作品は当時演劇に興味のある人なら、今でいうと「エバンゲリオン」並みにポピュラーなものでした。
    スタニスラフスキーシステムの発明はもとより。ロシアは元々演劇の先進国です。

    雰囲気を壊さないように、ギャップを埋めるには大変な努力があったと思います。素晴らしい舞台でした。

    ネタバレBOX

    足の先から頭のてっぺんまで女優の香りを振りまきながら、舞台上でバッチリメイクからまでスッピンまで、年齢そのままの肢体、すべてをさらけ出して演じる 芹澤あいさんの迫力に圧倒されました。
    龍ともこさんとこもだまりさんの掛け合いの妙、柏尾志保さんの覚悟を感じた魅惑の眼差し。素敵でした。

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    2022/08/06 19:19

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