リ:ライト 公演情報 トツゲキ倶楽部「リ:ライト」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    再演だったんだー
    ふむふむ→とある大学の神経科学研究室。
    実験を繰り返していたある日、
    ひょんなことからアルツハイマー治療薬に繋がる発見をする。
    が、研究室の人間関係が引っ掻き回されたことで
    世紀の発見が……!!

    変化していく状況に振り回される人間たちの姿を、
    見る人たちの記憶を巻き込んで描く”人間関係”劇!
    ↑が以前の舞台の説明ですねー

    なんというか
    研究室の雰囲気が上手く表現されてたなぁ と
    「動物のお医者さん」とかで感じた研究室ネタを思い出しました
    各登場人物の設定も納得で頷けた
    1時間50分の作品

    ネタバレBOX

    ホントにネタばらすんで
    読みたい人だけ読んで下さい





    研究員の一人がアルツハイマー型認知症進行しつつあり
    それを踏まえて
    研究室の皆が治療薬開発に躍起になってる現状の中
    当人が夢を見てて
    最初は爆発夢落ちで(レトロで大変自分 受けました(^ー^)
    目覚めると現実~先の夢の中では皆マスクしてなかったのに
    目覚めると皆マスクしてて
    インパクトが強くて夢と現実というのを
    上手に表現してました
    (ちなみに舞台セットは
    白を基調としたバックの衝立と
    中央部の白い長方形のテーブルに
    周囲木製茶色の正方形椅子が配された
    シンプルな感じであります)
    んで
    先の夢を踏まえて
    爆発エンドにならないように動こうとするも
    あまし上手くいかないものの
    信じてくれる人もいて
    細部が思い出せないんだが
    危機感が伝わり
    何とか爆発危機が回避されて
    研究室皆が纏まって薬開発を継続してく
    という話です

    ただねぇ
    ダウトかなぁと思ったのは
    出来た薬を一番最初に「飲ます」はねぇ・・と
    思ったんですよー
    経口薬までは大変だよ~作るの
    まずは静脈点滴=注射だろうなぁ=「投与」する
    と言って欲しかったかなー
    リアルさを申すなら
    「最初の治験を受けてもらう」かなぁ と
    当然二重盲検法だがプラセボ=偽薬=投与はさせないから
    とか言うとリアルでカッコいいよ~♪

    あとリアルさだと白衣の胸ポケットは
    結構個性が出る文具とか入ってるしー
    白衣の洗濯ローテーションとか個人だったりすると
    (予算が少ないと洗濯業者使えず
    白衣は自己洗濯だったりするんだなぁ これが)
    なんで白衣のヨレ感とか
    落ちない検体のシミとか個性が白衣に出たりするの
    表現してくれてたら嬉しかったなぁーと
    (超個人的希望デス)

    で話は
    何とか新薬の兆しが見えるという
    希望的観測の中終わるんだが
    アルツハイマーの進行した職員さんは
    入院してしまって
    本人すら忘れてしまった新薬開発のキッカケは
    残った研究員たちが継いでゆくという結末を迎えるのであった

    最初あたりの強い他の研究室の
    女教授さんが面倒み良い人で
    発症した職員さんは
    とても優秀な方だったというのが
    ラストわかって少しほっこりとしました

    実際の研究室都市伝説=自分の研究で
    将来自分が命を落とすというものが
    如実に再現されてたなぁとも・・・・・
    感慨深いものでした(-_-)
    (脳血管イベントで死にとうなかよ)

    舞台には出てこないが
    重要な役割でセリフに上がる
    遠心分離機
    友人と映画「アウトブレイク」で
    ケガする検査科のシーンを
    現実にありえない~表現の説得力だと口論したのも
    思い出しましたわ・・・
    作中では音での回転数話になってたけど
    メーカーのひとが測定装置ぐらいもっていそうな気がするがなぁ・・
    とかも少し説得力不足を感じたかしらねぇ

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    2022/05/25 23:48

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