JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3) 公演情報 MU「JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 20090531千秋楽
    拝見しました。
    実は、初見でした。

    こまごました観想は、追ってまた。

    ネタバレBOX

    個人的には、2本目の「便所・・」の方がより楽しめた。

    ハンバーガーでいうところのバンズ(表現の方法)とミート(モチーフ)のバランスだと思う。
    「便所・・」はそのバランスが良く、ポップさが演者ともよくマッチしていて、整合性に突飛さはあるけど「そんなもんなんぼのもんじゃい!」と思わせてくれる効能が十分あり、最後までわくわくと美味しく楽しむことができた。

    「JUMON」は、個人的には、ハーレム側も、被害者の会側も、登場人物を終始傍観してしまい、それがニヤニヤとした傍観ではなく、ちょっとおいていかれてしまった感じだった。

    あえて、どちらかのグループに視点の重点を置かない、という構成だとは思うのだけど、その分、演技なり、エピソードなり、で「自分にも起こるかも」という細かい共感なり、覗き見しているようなリアリティが欲しかった。
    佐々木なふみさんにだけは、不思議なリアリティを感じたのだが、他の人物にはどうも感じることができなかった。

    事件を描くことには達しているが、人物(人間)を描くところに達するには、何かが足りなかったのかも。
    人間を描くために事件があるのではなく、事件を描く為に人間が出てくるように感じてしまったのだと思う。
    こういうモチーフなら、もっと人間を見たい。
    60分以下だからこその俯瞰性はあるが、思い切って長編化というのも手段かと思った。

    どちらの作品もジャンプ力のあるモチーフで、作者のアンテナとセンスの冴えはしっかり感じられた。
    だが、モチーフにジャンプ力がある時ほど、戯曲、演出、演技、などの方法論とのバランスが強く影響すると感じた。

    笑いのとり方については、どちらの作品も不思議なくらい同じ感覚で作られていると感じたので、そこを一種の生まれついたカラーとしてとらえるならば、個人的には「便所・・」方向の方法論の方が、作者のセンスを今後より生かすやり方なのではないか、と感じた。

    あくまで個人的には、ですが。

    上記全て、完全に個人の趣味を前提にフォーカスしています。
    生意気をたくさん、申し訳ない。

    指摘していることは、自分自身への課題となって、今後自分の首を真綿のように絞めることになるであろうと思います。

    でも、あゆむ君が、レビューを重視している姿勢には、とても伝わるものがあったので、真面目に書こうと思って書きました。

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    2009/06/01 14:30

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