宇宙のなかの熊 公演情報 東京演劇アンサンブル「宇宙のなかの熊」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    抽象度の高いらしいデーア・ローアー作品であったが、子ども目線の話という事でハードル低く足を運んだ。食わず嫌いでもあったドイツの現代劇作家作品との初お目見えは幸福な時間となり、感謝であった。出演者4人の役割の案配よろしく、マリンバ生演奏を始め、趣向と言える演出が多々あって会場から子どもの笑いが聞かれたのも良かった。
    前作で登場した若手女優・仙石氏が芝居を力強く支えていたのは出色。他の役者の表情、佇まいもじっくり見られた。この人数での上演じたい劇団では珍しいのでは(「桜の樹の満開の下」が確か二人芝居だったか)。
    内容は、「罪な男の話」としておく。

    ネタバレBOX

    終演後の並びでは、無理に笑顔を作れとは言わないが、不安げな表情で「素」に戻る事はないのに、と思う。力強く演じ切って去る、で良かったと思う。「こんなご時世」が合言葉のようにカーテンコールで唱えられるが、演劇人が演劇をやる、この当たり前の事をやり続けて欲しい。(とは言えこの宣言期間だからだろうか、客席は市松で半数であった。ただでさえ演劇をやる事の厳しさを思うと・・)

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    2021/06/21 04:21

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  • tottri さま

    ご観劇ありがとうございました。
    また、感想もうれしいです。

    ご相談ですが、
    感想の一部を劇団のニュースレターに掲載することは可能でしょうか?
    もし、可能でしたら、紹介させていただきたいと思います。
    よろしくお願いいたします。

    2021/07/03 16:13

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