満足度★★★
鑑賞日2018/10/19 (金) 19:30
冒頭から「モラル節」が高らかに鳴り響き、以降の2時間弱は食べ物で喩えれば脂っこくて胃もたれしそうなほどに「モラルイズム(?)」丸出し・満載で、さながら藤尾勘太郎「犬と串」卒業公演の様相。
そう感じたのは作品内容だけでなく、あんな人やそんな人も!?な多彩な出演陣がそれぞれに犬と串所属の如く馴染んだ「奇蹟の座組」(「新・犬と串」?(笑))による部分もあろう。
なお終盤で、舞い散る赤い紙吹雪がストロボライトによって静止するというのは理屈ではワカっていても、実際に目にするととっても不思議というか魔法でそこだけ時間が止まったというか、独特の感動があった。