明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI ) 公演情報 演劇企画イロトリドリノハナ「明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     一番印象に残ったことは、質素でつつましやかな生活の中にある喜び。戦時中はそういうものだと、経験者の話に聞き、映画にドラマ、舞台にも描かれている。知らないわけではない。が、この舞台の中にあるそれはとても表情良くキラキラと輝くように感じられた。物のない生活がもたらす、美しさを感じた。
     二番目に感じたことは、母に娘たち、父とその弟、キャストが家族として成立しているという事。よく感想として、"カップルとして成立していない"と書いていることが多い私であるが、この家族は見事に成立している!そういうキャストを探しぬいたのか?それとも稽古するうちに、一種の同化があったのだろうか?
     ただ登場人物とキャストの年齢的な違和感、早すぎる煮小豆など、細かい部分には多少気になる部分はあったが、良く仕上がった作品だと思う。

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    2018/09/27 21:30

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  • haromi姉さん様、ありがとうございます🙇‍♀️
    光希の公演感想で、「ここの芝居は善人ばかりだ、悪い奴は出てこないのか」と言われ続けて、十数年!(笑)
    今回、満を持して、それとは趣きの違う作品にチャレンジしてはみましたが…💦
    それでもやはり、印象に残るのは「生きることの美しさ」なのか…でも、それで良かったのかもしれません。
    どのような話の展開であっても、最終的に自分が求めるのは、それだったのかもしれない…と今、自分自身が気づかされました。

    はい!これからもよろしくお願い致します。
    どうもありがとうございました🙇‍♀️

    2018/10/03 13:24

    いえいえ、ある意味で心洗われると言っては言い過ぎかもしれませんが、物の価値、家族というものの在り方を感じさせる作品でありました。
    観ていて気付いたのですが、新郎の友人のくだりで(映画かドラマか舞台なのかは覚えてはいませんが)確かにこの作品観ていることに気づきました。その時は多分彼の心理が一番印象に残ったのでしょう。今回のような印象はなかったように思えます。そういう意味では森下さんらしい、生きることの美しさを描いた作品だったのではないでしょうか?今後も素敵な作品を期待しております。

    2018/10/01 09:40

    harumi姉さん様、ご感想をお寄せいただき、どうもありがとうございます!
    その2点を感じて頂けたとのこと、とってもうれしいです!!
    今回、稽古中から、役の関係性を大事にし、時代をしっかりと踏まえて、きっちり家族関係を創っていきました。
    稽古終盤では、皆、普段から、お父さん、お母さん、ねえさーん、なんて呼び合うほど! とても素敵な家族になりました。
    そして、今ならば簡単に得られるものも、当時は必死に求めないと手に入れることができない。
    ひたすらそれに向かううちに、みんなのエネルギーが高まり、目が輝いてきたように思います。

    煮小豆は、確かにおっしゃる通りです。
    どうしても、あそこに小豆のシーンを入れたかったので、無理くり入れてしまいましたが、やはり気になりましたか!…申し訳ありませんm(_ _)m
    年齢設定も、確かに多少の齟齬はありますが、実は、みんな普段着だと、この設定でそんなに違和感はないのです。
    やはり、あの時代の衣装とか髪型とかが問題なのかもしれません…あと演出の問題もあったのかなと、反省しております。
    今後は、反省点を踏まえ、さらに素晴らしい作品を創るようがんばってまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

    2018/09/28 19:04

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