誰も寝てはならぬ 公演情報 feblaboプロデュース「誰も寝てはならぬ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/04/13 (金)

    10年以上前に大学キャンパスで上演していたもの、同じく10年以上前に今はもうない小劇場で上演してたもの、そして今回、全部観劇したのでコンプリートですね。
    幕が開いた瞬間、お、今回はこの役はこの人この役はこの人と配役を考えてしまうのは何度も観てる人間の性。男性キャストは暫く誰がどういう役なのか分からなかったですが。国道58号戦線は男性キャストの方が多かったんだなぁとも感慨深く。

    ネタバレBOX

    正直なところ役者の適性と演出によって大きく変わりますね。
    白衣の科学者のドSぶりは今回は相当収まり、どちらかというと頑なだけど上手くやれない可愛げが強調された様な気はします。今回の方が個人的には好み。
    王子役は初演の滲み出る攻撃性がほぼなくなり、意識高い系の青年に。
    そして何より大きいのが過去2回ではそこまで印象が大きくなかったチンピラがアガリスク塩原氏になった事により相当な分かりやすい進行役に。アガリスクならではの分かりやすさ、進行感、が凄い滲み出てますなーと。
    イリオモテヤマネコの少年、初演のが被暴力的ないじめられっ子だった感は正直ありました。
    誘惑する女性はテンコさんのがエロい。化粧が全然違う。
    オチが分かっているとどうしても変人JKも攻撃性が薄くなったようにも視えるが…

    企画内容が明るみに出てバレた後の楽屋感は今回の役者さんの方が皆さん歴戦だからか、強く出ていたと感じました。
    終演直前の転換は相変わらず唐突ではありますが分かりやすくなった気が。

    なんだか比較記事みたいになってしまいましたが、そういう記事もあっていいでしょう。

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    2018/04/14 12:13

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