満足度★★★★
叫ぶ詩人たちの国産み神話。神様を他人の心に住まわせるがゆえに分かりあえない人たち
リズムと詩に溢れた空間で交わされる言語は、僕らにはマシン語のようにわかるようで理解できない
地上にある舞台で生まれたのは他人に伝えるための感情
こういったこともできるのかと感心しつつもマイクが出てきた時の安堵感
繰り返される動きと言葉の心地良さは変わらずに、舞台の真ん中に翻訳機が置かれていることでこれまで聞けなかった言葉を聞けた気がする。
どっちの世界も好きな自分の心はアナログなんだなと
大田彩寧さんはこの舞台の世界でも上手く生きられない人で、どうあがいてもそういう結末になるループものの物語世界に陥っているような感覚。
あと何周したら因果から解き放たれるのだろう、、、
梢栄さんとの見せ場の絵力。梢栄さんの衣装がなにげに素晴らしかった