俺の宇宙船、 公演情報 五反田団「俺の宇宙船、」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    うーん・・・?
    三鷹での五反田団。
    役者さんも普段の五反田団であまり見ない方たちが多いいのか、あまり五反田団を見たという印象ではなくて、違うものを見たような感じがしてしまった。

    会場は星のホールをこんな風に使うか!という、大掛かりに会場を作り変えたL字型の客席。
    舞台も星のホールの高くなった舞台ではなくて、特設ステージのようです。
    これだけ会場に手を入れて、アゴラやヘリコプターのような会場を作っている努力は素晴らしいです。
    NHKの時のような、ホールと劇団が合ってない、というような感覚はなかったです。
    ただ、この抽象舞台が生活臭を奪ってしまっていたのが残念。
    一ヶ所だけ衣類が散乱していて、そこが前田司郎さんが舞台に登場する時の定位置になります。
    「あらわれる、とんでみる、いなくなる」を見て、前田戯曲・演出が揃って初めて前田作品が形成されると思ったけど、今回の舞台を見ると必ずしもそうでもないのか?と思いなおしてしまうのでした。

    話は前田司郎さんもあれこれ考えているうちに、最初お題目的に考えていた話とは違うものになったそうです。

    ネタバレBOX

    女探偵と「少年探偵団」を名乗る30前男性と浮浪者グループが、最近街で子供の姿を見かけなくなった原因を探りに「IZAKAYAかーさん」という所へ乗り込んでゆく話。
    でも、女探偵にとっては街で子供を見かけなくなったから、という依頼は二の次で、旦那の足の指紋の渦が逆巻きになったから宇宙人に入れ替わっている、と言う電波的な事が理由。

    「善良な宇宙人」とか色々とキーワードは出てくるのだけど消化不良というか、最初から消化する事を考えていないのか、最終的には夫婦間の問題に行き着きます。

    役者さんは皆さんうまいのだけど、五反田団の場合は上手ければ良いわけでもないと思うので、このあたりの違和感がかなりありました。
    話は良く良く考えてみれば五反田団的なのかもしれないけど、現代建築のような舞台美術と役者さんの演技力で、逆に全くの別物を見せられた感じでした。
    新国立劇場で見た「混じりあうこと、消えること」の時のような違和感かな?

    唯一、前田司郎さんが出てきて、散乱する衣類の上でゴロゴロしたり、ボヤいたりするのが五反田団だなあ、という感じでした。

    混血ロシア人がおかしかったです!
    言ってる事が滅茶苦茶なんだけど常にマイペースで、ワイングラスにバスローブという分かりやすい金持ち。
    「ロシアでは蟹を犬のように飼っているんだ」とか、ロシア人が聞いたら怒るような事ばかり言ってて楽しいです。

    ラストは、夫婦の信頼というところに話を落としていくのもさすがです。

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    2009/02/12 02:06

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