床下のほら吹き男 公演情報 MONO「床下のほら吹き男」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    床下に潜む不気味さとホンネと笑いと
    期待して行ったらやっぱり面白かった。

    馬鹿笑いの舞台とか、抱腹絶倒の舞台とかではなく、ゆるさの中にちょっと潜む不気味さとともに笑いが生まれている舞台だった。

    ネタバレBOX

    タイトルのまんまの「床下のほら吹き男」の話や話しぶりは、「面白い」を通り越して、ちょっと「怖い」ほどだった。

    特にラストの独白は、つい笑ってしまうのだが不気味さが際立っていた。

    その不気味な男の存在が、登場人物たちに、不安定ながら、なんとなく受け入れられていってしまう話の運びはうまいなと思った。

    ほら吹き男という異物の登場で、真実があぶり出され、どうにか成立していた関係(リフォーム会社や四姉妹)が危うくなっていくという話であり、リフォーム会社のほうはそうでもなかったのだが、四姉妹の様子(佇まいというか関係性)がイマイチしっくりこない印象があった。
    台詞が噛み合わないというか、最初の登場から違和感を少し感じてしまった。
    それは、「実は仲が良くはなかった四姉妹の関係を演出しました」というわけでもないのだろうけど。

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    2009/02/10 02:25

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