「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」 公演情報 椿組「「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/13 (木) 19:00

    数年前に偶然「西瓜糖」という文学座系の演劇ユニットの公演に接してファンになった筆者。2017年は椿組との後y同公演という事だったが、いざ蓋を開けてみると椿組な夏に花園神社で行う野外劇本公演に、合同ではなく協賛という形で参加ということでちょっとさみしい思いが。まぁ、作は秋之桜子だし、演出は松本祐子だし、出演役者に山像かおり、奥山美代子といった西瓜糖の中心的存在の人たちがいるので気を取り直して初めてみる椿組の実力を拝見という心構えで舞台に臨んだ。

    ネタバレBOX

    貧乏藩の参勤交代用人足不足を補おうと、領内にある隠れ里を探し出した侍達。そこには、侍たちの頭的存在である吉池の行方不明になっていた娘三姉妹が神子として生きていた。侍達の出現が契機となって、隠れ里の住人は外部との交流を考えるようになり、かつて里抜けをして死んだと思われていた穂村とも遭遇し、商人・善野屋が中心となって隠れ里は宿場へ、そして岡場所へと変わっていく。その変わりように里の人たちの心も荒み、自分を見殺し的に扱った穂村の村への復讐の思いも重なって隠れ里の人々のある物は死にゆき、生き残った者の心は荒廃していく。しかし、人々が鬼と呼ぶものが暴れて(おそらく火山活動の一種)里の建物は崩壊し、かつての静けさを取り戻す。

    30人を超える出演者、休憩を挟み2時間30分という舞台は熱がこもりなかなかの出来映え。ホール公演ではないので、役者は全力で臨まないと観客に演技が伝わらない。その熱意が凄いのだ。ただ、冷静に観ていくと脚本的にもう少し詳しい事情説明のシーンがほしかったところが何カ所かあって、そうじて荒削りの内容だった。
    役者的には女優陣の頑張りが良かった。味のある演技としては、やはり椿組の主・外波山文明が別格の趣。

    0

    2017/07/16 19:42

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大