ダズリング=デビュタント 公演情報 あやめ十八番「ダズリング=デビュタント」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/04/23 (日)

    マチネで【西洋画版】(2時間25分、途中休憩10分)拝見。
    3年前、フライヤーのデザインに惹かれて、下北沢で『江戸系 諏訪御寮』と出逢って以来、ワタシにとって、あやめ十八番さん8本目となる作品を、座・高円寺クラスの規模の小屋で観ることが出来るとは!…と初っ端から(勝手にですけど、笑)感慨深げな心持ちで臨ませてもらいました。

    ネタバレBOX

    従来の作品と比べて、「赤毛物」というか、(大きな会場に似つかわしい)新劇調に、より舵を切った語り口。とはいえ、ストーリーの底流をなすものは、紛れもなく、あやめ十八番の「魂」たる、情の世界でした。
    でぇ、おはなし自体、後半登場の「娼婦(演・大森茉利子さん)」「憲兵」を除けば、いたってシンプルな人物造形も含めて、妙にこねくりまわすこともない直球勝負?! 場面・場面での、登場人物達が織りなす愛憎劇を、観客の誰しもが素直に堪能できただろうと思われます。

    それから役者陣。今回は男優さんたちの熱演がひと際、目につきました。
    主人公、というよりも狂言回し役に近い、「医師」役・島田大翼(だいすけ)さん。後半の主役?「憲兵」役・村上誠基さん。そして「侯爵」役の秋葉陽司さん…。終始、舞台をリードし、観客の関心をグイグイと惹きつける存在であったかと存じます。
    (あくまでも個人の感想なんですが、汗)ミスキャストかな?と思われる方も見受けられましたが、総じて、レベルの高い演者の皆さんのおかげで、満足のいく時間を過ごすことが出来ました。感謝デス♪

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    2017/04/23 23:41

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