南島俘虜記 公演情報 青年団「南島俘虜記」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/04/19 (水) 19:30

    価格2,500円

    無題2039(17-042)

    19:30の回(晴)。18:50受付(整理番号付)、19:10開場(10番ずつ)。
    中央の舞台をゆるく囲む座席配置、その舞台にはベンチ(ベッド?)が2列、椅子も、ぐるっと濃い緑に囲まれている。※Geki地下「えのもとぐりむ作品集」の緑(葉)美術や、2月、天井~壁全面が木片で覆われた「BankART」の1Fでヌトミックの公演を観たときにも感じた捕らえられた感。頭上には日差しを遮るためか枯葉らしきもの。開演前、数人が出入りする。

    19:27前説(90分)、19:33開演~21:06終演。

    予習をしていなかった(当パンも配役しかみなかった)ため、ここがどこで、いつで、キャラクターの関係など知らないまま開演。

    しばらくの間微妙な違和感が漂う。帰宅してから検索すると「俘虜記」など説明がありました。

    もっともこの「微妙さ」が面白いときが多くこれからもあまり予習はしないような気がします。

    「ベイブリッジ」が出てきてようやく気づく。

    A~C組のなかで本日観たのはC組。
    尾崎宇内さんはてがみ座「空のハモニカ(2011/9@「劇」」他。
    新田佑梨さんは日芸在校時やホロロッカ「海に騎りゆく人びと(2016/9@眼科画廊)」他。
    坂倉奈津子さんは「現在地(2016/12@春風舎)」や小田さんの「聖地巡礼(2017/2@RAFT)」。
    石松太一さん「パール食堂のマリア(2011/7@星のホール)」「初雪の味(2013/1@アゴラ)」他。
    大村わたるさん「(飲めない人のための)ブラックコーヒー(2013/6@楽間)」。
    小寺悠介さん「Manhattan96 Revue vol.2(2015/12@梟門)」。

    当パンを読むと「無隣館二期生の卒業公演」を兼ねているとありました。文学座附属演劇研究所「研修科」も2年間で、この1年公演を観にいってました。

    濃い、匂いたつような緑に囲まれたところにいる男女。単純にみると、この時点での勝者と敗者か、どちらも閉じていてたしかにこれでは絶滅危惧種。

    途中「日本沈没」のことや「大脱走」するのか、横井さんや小野田さん、始まりは何が原因だったのだろう、などなど余計なことを考えながらみていました。現実(情勢)のほうが相当先を行っているように感じながら世界はこんなにも寛容なのだろうかと自問。

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    2017/04/20 12:31

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