棘/スキューバ 公演情報 不思議少年「棘/スキューバ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    おんなじです
    女性の一生物二本立て。

    ネタバレBOX

    『棘』  普通の女性の、高校時代から50代で癌で死ぬまでを描いた話。(約75分)

    内容は単調、そこらへんの子供に向かって自己啓発なんて言葉を使うかいなって思いました。女性の属性として大して美人ではないと理解していたので、高校の先輩が彼女と付き合った理由が虚栄心というのも意味が分かりませんでした。女性の泣き方とか、泣くときのしゃくりあげ方とか、とても上手いのですが、私上手いでしょう的なちょっとやり過ぎ感がありました。女性本人が浮気していたなんていう設定は、突拍子もないことを突然挿入したら面白いのではないかと思って挿入したとしか思えませんでした。

    『スキューバ』   海が好きだった女性とその家族、子供を描いた話(20分)

    子供への読み聞かせ本が、「イルカになりたかった少女」から「イルカになった少女」に、一世代進むところが素晴らしく、20分の短編で戦う演劇祭で賞を取ったというだけのことはありました。

    ただ、二本続けて見ると、どちらも同じ傾向の作品で、創造力の限界を感じてしまいました。アフタートークの永井愛さんもそこのところへの厳しいツッコミはありませんでした。皆さん同じ悩みで苦しんでいるのでしょう。

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    2016/10/15 23:01

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