ブラック祭2016 公演情報 メガバックスコレクション「ブラック祭2016」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    リアルステージのおもしろさ
    先に「5」を見ていた。
    演技が誇張されてるとか、効果音でせりふが聞こえないとか、ラストシーンが…とか、客観的にあらさがししながら鑑賞したのだが「RS」は少し違った。
    はじめから過剰に怖がった演技だと思ったし、なぜココでそのテーマをいれるの、とかアドリブの不自然さも気になっていた。
    しかし途中から興味が、ゲームのコントロール感を「楽しむ」ことに移ってしまった。展開を予想してストーリーを導くやり方は、これまでも他の劇ではあったが、おもわずその中にはまってしまった。それは、現実感あるおもしろさだった。少しだけ役者さんとの距離が縮まり会話ができた思いだ。
    「そっちで外のおまえら俺たちを笑っただろう。冗談じゃない」と語られて、少なからずステージに参加していることが分かりはじめた。
    自分の選択でストーリーが変化していると感じ、まさに自分が死を宣告した演技者と錯覚するほどだった(それはオーバー)。
    そこはよかったのだが、ブラック祭そのものがもつ物足りなさも個人的ではあるが考えてしまった。
    ともあれ、ゆんちゃんは(前回のビスケのかわいさを思い出すが)とてもよい演技でした。キリマンジャロさんもステージに上がれば、主催者をやっつけてくれるのではないかと期待したのに(ウソ しません)。

    ネタバレBOX

    今回は、半強制的に「Fを消しAとGを生かすためには」とかゲームをコントロールするチャンスを3回もいただきとまどった(1回もいらなかったが)。
    そうか、ステージの男女も一緒なんだなということが分かった。いつもは客観的に俳優さんの演技や演出を楽しむのだが、今回は別の思いが混在したおもしろい観劇となった。商品(水ようかん?)がほしい。(後で考えるといらない)そのために、自分が選択した展開にストーリーを導き、ステージの人たちを無情に死に追いやる「ひとでなし」が自分の中に現れ、
    その偽善がむくむくと育ち始める意識を感じたのだ。リアルならどうする。死の淵にいる立場だったらどうする。これらに少なからず巻き込まれた。それはメガバさんの主旨にあっていたのでしょうか。
    ブラック祭なのだから「SAW」のように徹底してやってもよいと思っていた。でも私は血みどろの乱闘の中でも生きることに立ち向かい全精力で勝利する人間をどこかで期待していた。
    それで結果が出なくとも作品とすれば成立したはずだ。最初から最後まで死と戦わない(脚本的に戦えない)ことに魅力半減だった。
    例えば、最近見た「夏に死す」も脚本(結果)にはどうあがいてもさからえないが、「老人にこうなってほしい」と思う自分の願いがあった。
    それが満たされた時、見るものはとてもうれしいのだが。なにはともあれ秋の作品が楽しみだ。

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    2016/08/14 11:13

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