満足度★★★★★
女子の脳内を垣間見る静と動の様な感覚の2人の女性作家による5話オムニバスは、30歳を迎えた女性のある一日の物語。一人称的に女性の夢と妄想と現実が交差するファンタジックなストーリー。取捨選択の戦いを重ねる日々は、男と女の性差を感じさせる。女の子って大変なんだ…と思いつつ、男性社会の今に生きる男として安堵する。新大久保のライブハウス公演では判らなかったが、独立した物語ではなく一人の女性の物語だと…。最後の最後で2人の作者の想いがまとまる抒情詩に惹きつけられた。とても素敵な作品でした。
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2016/02/08 17:11
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