片想い 公演情報 方南ぐみ「片想い」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    予定調和
    いい話でしたが、カーテンコールですっかり興ざめしてしまいました。

    ネタバレBOX

    戦時中、陸軍に接収された名古屋東山動物園で、象の殺処分を迫る軍人と命を守ろうとした職員たちの攻防を描いた話。

    8月15日玉音放送直後の園長と大尉の会話シーンでスタートしましたが、と言うことは、空襲が始まる音とともに暗転したラストシーンのときに舞台上にいた人たちは生き残ったということを示すわけで、みんなどうなるんだろうというドキドキ感が全く味わえませんでした。

    動物園側ののらりくらり作戦がばれて、殺処分しようとするシーンは緊迫感がありました。ただ、いつまでも象が生き続けていることにそもそも軍の上層部が不審に思わなかったのかという気もしましたが、もうそんなことに構っている余裕もなくなっていたということでしょうか。

    手話による合唱の後、一人ずつ頭を下げて去っていくという手法で終わりました。観客にカーテンコールを求めさせるためか、舞台上には少し明かりが残っていて、思惑通りと言うべきか拍手が続いたためカーテンコールがありましたが、左右、後ろから一人ひとり順番通りに出てくるのを見てすっかり興ざめしてしまいました。なんだぁー!物販宣伝の必要性があるとは言えせめてどうもありがとうって感じでどかどかと出てこんかい、ここは演出を付けない演出をせんかいとげんなりしました。

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    2016/02/07 14:30

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