満足度★★★★★
心地よい時間日常に起こるほんの小さな奇跡。そんなドラマを丁寧に紡いだ作品だった。ラバウル横丁に関わる人々は当たり前の様でひと癖ふた癖あるキャラクター。あのメンバーの誰かしらが周りに一人はいる感じが親近感を芽生えさせる。食堂を営む親子三代(まだ見ぬ孫のエピソードを含め)の想いを軸に、中華屋二代目のジレンマ、気のいい銀行マン、雑貨屋の倅、母子の様な師匠と弟子、様々なドラマをちりばめ短い時間にコンパクトにまとめ上げる演出も光る秀作。贅沢を言えばもっと泣かせても良いかも?欲張りか。
ネタバレBOX
0
2015/11/15 12:16
このページのQRコードです。
拡大