パイドパイパー と、千年のセピラ 公演情報 劇団ショウダウン「パイドパイパー と、千年のセピラ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    千年のセピラ観劇
    東京での本番ということで準備期間も足りず、あの広い舞台での一人芝居は強烈な不安と孤独感を伴い、満足に追い込めていないであろう状況の中で、それを振り払うかのように臆することなく舞台を動き回る姿に、今回も林遊眠という役者に魅せられました。

    ネタバレBOX

    一見、パイドパイパーとは縁もゆかりもない人々が行き交う世界。その世界観に戸惑い、取り残され感を感じつつ、個々のキャラの魅力も見出せないまま、その壮大さとは裏腹に閉鎖的に物語は進行していきます。しかし、ラストを迎えた瞬間、モヤモヤは解消され、世界は大きく広がり輝きを放ち始めます。
    今回の一人芝居は独立した物語というより、パイドパイパー0(ゼロ)としての導入的要素を含み、単独作というよりは2作で一対と思われ、観劇後はパイドパイパーで語られていたキーワードへの、より深い理解が得られました。
    ショウダウン過去作品からの人物が登場してきて、松本零士の漫画ような、CLAMPの「HoLic」のような一場面も。時空を旅するあの人達は。。。

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    2015/09/05 23:06

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