満足度★★★★
前も見たけど
今回の方が動きがずっとスムーズになったような・・
事件のことに集中するだけじゃなく、
作者のたぶん好きな題材(泥臭くてガムシャラな男、狡い大人の男、誠実だが非力な男など)が十全に出たショーケース的な作品としての魅力がよく出ていると思う。
役者が目まぐるしく何役もやっているのも、
何気なく世界基準に合っている。
週間文春とんでもねぇ、だけじゃなく、マスコミなんてみんな元からこんなもんだ。
面白ければ良いんだよ。
そんな弱肉強食の、剣をペンに持ち替えただけのバトルフィールドでペンに負けてカメラを手に取ってアルゼンチンのサッカーよろしく「犬のように」走り回る男。
食うには困らないが、今よりずっと死に近かった国での夢のように美しかった風景が忘れられない。
それもまた男性的というべきなのか(苦笑