七月大歌舞伎 公演情報 松竹「七月大歌舞伎」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    【夜の部】観劇
    王子落語会で神田京子さんの牡丹灯籠に接し、観たくなり行きました。

    ネタバレBOX

    一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)  義経の意を汲み我が子を平敦盛の身代わりに立てた熊谷直実でしたが、こうしたケースが多いですね。鎧を取った後の僧衣、無情を感じます。

    二、通し狂言 怪談 牡丹燈籠(かいだんぼたんどうろう)  猿之助演じる圓朝が高座を務めるシーンのある玉三郎演出のものでしたが、関口屋の中でお化けのようになったお峰を切り殺して終わるというあっさりしたラストで、2007年10月に観た確か百両の出処にも触れたバージョンの方がより詳細で前のバージョンを観たかったなと思いました。

    中車の伴蔵では現代劇を観ているようでした。中車に合わせた演出は必要ないと思います。

    世の無常を熊谷直実を通して演じた海老蔵が、一転してとぼけた馬子の久蔵を演じる姿は落差が激しく非常に素晴らしかったです。

    0

    2015/07/29 11:32

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大