満足度★★★★★
無題1499(15-187)
19:00の回(晴)。18:31開場、初日に続いて2回目です。
正方形の舞台を取り巻く縦/斜めのラインは「連子(れんじ)」のように見え、それはやはり何かとの「境」をイメージしているのではないかと思うし、赤いチェーンは拘束するためのものではないかとも。
18:45/19:04前説、19:07開演~20:38終演、20:25頃揺れを感じる(かなり揺れる)。
登場人物が心に抱えているものを一度みているので、より深いものを感じます。語られる「コトバ」には別の面があり、そこには異なった文脈が流れ、徐々に沸点(氷点)に近づき、暗闇に支えられていた世界は崩壊する。
ただ、それは仕切られた空間のなかで生じたもので、外からはもしかすると何も見えないのかもしれない。
両劇団所属の、また初めての役者さん、ともに気迫のこもった演技。
「連子」の代わりに「ブルーシート」が「境」となった者たちはどう生きてゆくのだろう。
この日はとても懐かしい方にお会いすることができました。
なんと、帰宅に3時間かかりました。