満足度★★★
明子の悪女っぷりに付き合いきれず。。。/約140分(休憩込み)
とても主観的で幼稚な感想になってしまうが、私には明子という女がどうしても許容できず、ために作品を楽しめなかった。
明子は今で言う“めんどくさい”女。
その悪女っぷりには「もう付き合いきれんわ!」って気分に。
その奥に“女一般の抱える闇”が見て取れればまだしも引き込まれたのかもしれないが、私にはどう目を凝らしても、明子の個人的資質としての放縦さ、底意地の悪さしか見えてこなかった。
ただ、ミステリアスな女ではあって、その放縦さ、底意地の悪さがどこに由来するのか、作・演出家にはそこのところをもうちょっと細かく描いてほしかったところ。
明子は頂けなかったが、瑛蓮さん演じる天真爛漫な中国美女がたいそう魅力的だったので、それに免じて星は3つ。