黄金のコメディフェスティバル2014 公演情報 黄金のコメディフェスティバル「黄金のコメディフェスティバル2014」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    とても楽しめました!
    先ず、関わった皆様、楽しい場をありがとうございました!


    ぶっ通しスペシャルで観劇。
    予約したはいいものの12時~21時という予定に目眩がしそうになっていましたが、適度に休憩も有り殆どストレス無く観れました。
    一団体45分という時間も良かったのだと思う。


    纏めて6団体観れたのも良かった、フェスとしてとても楽しかった。
    ただ、好みとか誰にでもあるから個別に観たら印象が違ったかも、とは思った。
    例えば2本中1本でも外したらその人にとっては大分イマイチになるだろうからなあ。
    この辺りを課題にしてもし解決できたら更に凄いと思う。


    各賞は自分ならばこっちかな!
    とかは勿論あったけど、色々な視点があるのだなと。
    話としてイマイチと思ってしまうと全体的に悪く思ってしまいがちだけど、拾うべきところは拾う事が出来る審査員の方々は流石だなと思いました。
    客として自分には合わない芝居に行き合っても最大限面白がる姿勢は大事だな、なんて。
    折角お金や時間を掛けて行っているんだし。
    特に他に絶賛してる人がいたりする作品は要注意?
    いや、まあ、誰が観ても駄目じゃない!?って感じる事もありますがヽ('ー`)ノ


    コメディって何?
    みたいな話も上がっていますが、コメフェスで言えば細かいレギュレーションが決まってるわけではないので、単に作品として面白ければいいんじゃないかなと自分は考えます。
    まあメインタイトルからお客はやっぱり笑いを期待して来るんだとは思いますが。


    前置きが長くなったついでに、審査員の中にこりっちのかたもいたので一つ。
    こういった複数団体が参加する企画物の時に、感想が分散してしまうので何かうまい方法はないものでしょうか。
    具体的に何か思い付いているわけではないので投げっぱなしで恐縮。
    大元から各作品のページにリンクで飛べる、とかかなあ。。


    ポップンマッシュルームチキン野郎連覇おめでとうございます!
    王者な感じ良いと思います。
    来年の参加団体は分かりませんが、参加する限り以後も高い確率で連覇していくのではと予想。
    で、いつか王者を倒すところが現れたら企画として本当に素晴らしいと思う。

    そもそも芝居を単純に順位付けたりするものではない、という意見があったり、演ってる側こそ、それをよくわかっているとは思います。
    ただ受賞した時の表情とかを見ているとこういう切磋琢磨に繋がるものは無駄ではないと自分は感じた。
    何か、こう形に残る手ごたえと言うのもきっと必要です。

    ネタバレBOX

    以下、簡単に各団体のこと。

    ■アガリスクエンターテイメント
    「出会わなければよかったふたり」
    恐らく多くのお客がコメフェスに求めていた笑いの形に一番近かったと思う。
    トップバッターに相応しい作品だったと思う。
    最優秀脚本賞を獲っていたけど話を転がすためにわざと簡単な解決方法から遠ざかっていた様に自分も感じた。


    ■バンタムクラスステージ
    「シャンタンスープ」
    お笑いライヴの裏を扱う事によって、ライヴのネタを絡められたのが良かった。
    立場関係の逆転によって人としての強弱が出ていたのが面白かった。

    ■ゲキバカ
    「ゲキバカ・ディスティニーランド」
    自分はストーリーが。。
    戻ってきたとはいえ、金を盗むやつは友達ではないと思うし、ラストタイムマシンで過去を変えに行くのをにおわせていたけど、自分に会いに来た彼女の娘が消えていいのか、娘の父母の出会いを無かった事にしていいのか、そんな部分に引っ掛かってしまった。
    思えば在り来たりだけど、「いや、過去は変えないよ」という結論に至っていれば印象は逆転したかも。

    ■8割世界
    「ハッピーちゃん」
    参加団体中、一番ワケわからない系(あ、悪口でなく)
    予想でしかないですが、もしかしていつもはもっとぶっ飛んでいるんじゃないかな?
    面白かったけど、どこがと言われると困る感じ。
    元がおっさんの形をしていたとはいえ、片想いの娘と同じ形をした者が家の中にいたらエロい事するね、間違いないヽ('ー`)ノ

    ■おぼんろ
    「U&D&O」
    二人芝居であった為、他より必然的にアピール出来る時間が多かったとはいえ、それを活かし最優秀俳優賞と優秀俳優賞をそれぞれ獲ったのは流石!
    自分は芝居は運営含むトータルで良くないと意味ないと思っていますが。。
    もうここまでならば、やっぱり主宰の末原さんは芝居の中身だけを気に出来る体制を作るべきだと思う。
    開演前に意味無く客を殴る様な(失礼、勿論比喩です)事をしなくなれば超飛躍すると思う。


    ■ポップンマッシュルームチキン野郎
    「殿はいつも殿」
    45分作品の中にここまで盛り込むのかと。
    タイトルのイメージから客としては精々戦国時代の一場面しか想像出来ていなかった。
    まさかざっくりと分けて3場面用意されているとは。
    しかも全然違うのに違和感無く繋げて来ていて、自分にとっては脚本も一番に感じました。

    CR岡本物語さんが初主演と聞いてびっくり!

    開演前から笑わせに来るスタイルは健在、今回はコメフェスとしてのプロデューサー登紀子さんですが、「これまだはじまっていません」の案内は見事に面白さのアシストをしていたと思います。
    表彰式の時に全員登壇しましたが、そこにも混ざっていて欲しかったくらい。


    表彰式前に38mmなぐりーずのライヴがありましたが、一曲目、二曲目に自分はあまり乗れず、そのまま。
    歌詞の中の「観劇おじさん」ってーのは良い意味で言われてないですよね。。
    その括りに入る自分としては、あ、そういう風に見える様になりたくないな、が勝ってしまった。
    二曲目は今度は演者さんの自虐的な歌詞が入っていてこれも好きではなかった。

    表彰式後に皆で歌ったやつは良かったけれど!

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    2014/09/29 14:44

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