ひょっとして乱で舞ー 公演情報 時々、かたつむり「ひょっとして乱で舞ー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    目の付け所は良かったが・・・・
    今ひとつ物語の深みが味わえなかったかなぁ、と思えた75分。

    ネタバレBOX

    舞台セットは柱を中心とした幅10cmほどの白線円が床下に描かれた幾何学的な表現をされていて面白かった。

    話は「インサツ」(プリント(PR)細胞から作られる)と呼ばれる人間のコピーが60年前可能になった世界(労働を「インサツ」に負担させ繁殖を本物が行い少子化が止められた)。クローニングと異なり記憶も能力も同じ人間の複製という設定で、本物と異なり肌は冷たいらしいが、それ以外の細かな設定は作中では語られなかった。→かなり画期的な事象であり世界観の根幹を成すのに、その事についての世界の改変はあまりない現代と変わらない世界として物語は展開してゆくのですが・・・。そんな単純な設定で語り尽くされるレベルのものではないと思えたデス。 でまぁ、この国では「インサツ」は禁止されてるという設定です。 基本は2組の男女の話となり。死んだ婚約者の「インサツ」と暮らす男が「インサツ」本人が自身を本物と思っていたが、自らの出自を知って世界に出。男は「インサツ」を探しに行きます。 もう一組は何処にでも出掛けられるアイドルを「インサツ」にて増産し国民的アイドルとなるも、これまた「インサツ」を用いての活動に罪悪感を感じたアイドルが自ら暴露し捕まるという結果になります。(これは黒ネズミさんみたくて面白い設定だった、世界中何処にでも出現するが、同時に現れる事は決してないという(^^) ネットのチャット表現もあり、解りやすかった。 婚約者の友人は「インサツ」が許せないが、死んだと思っていた彼女の「インサツ」が本物と同じ記憶を持っていても許せないと・・・。 尺が短いせいもあり、話が一応は決着付くが、基本問題提議で終わった感強く思えたです。 

    面白い設定であるが、生かしきれてないなぁと思った。

    (アフタートークで判明するのかな?聞けなくて残念でした(-_-;)

    開演5分遅れ、暗転→ダンス、暗転4人の男女の乾杯・・。ラストはこれが繰り返されるが、乾杯繰り返す意味もアフタートーク?で判明かしら。

    キヨタカ-死んだ婚約者の「インサツ」と暮らすも耐えられなくなる
    マイ-キヨタカの婚約者だったが死亡、
    その「インサツ」は病気を理由に部屋に閉じ込められていた。
    ミナミカナ-マイの親友(チョコバナナクレープのホイップ”マシマシ”は受けました(^^)
    ヒライサナエ-何処にでも行く国民的アイドル=禁止の「インサツ」でアイドル活動を可能にしていた(でも映画とかも何本も製作されてて、演技とかアイドル性は天性の才能では?「インサツ」ではキッカケとか思うが・・・)引退-暴露-逮捕-起訴-有罪-半年の刑期終えて出所
    倉木-小さい芸能事務所を立ち上げ、付き合っていたサナエをアイドルとして売り出し「インサツ」にて国民的アイドルと成すも、サナエの引退-暴露にて刑務所で服役する羽目になる

    前日から2日間、下北沢は夏祭り。
    スイカ割りしたかったかな(^^)=用意されてた西瓜は大きかったですのよ。

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    2014/08/18 03:30

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